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宮崎駿監督新作「君たちはどう生きるか」公開。

2018年に漫画版がブームになった吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」にインスパイアされて描くことを決めたという、宮崎駿監督の新作が本日から公開になっています。

何年か前にこれ以前の作品の制作現場をNHKが密着取材したドキュメンタリーを観ましたが、

アニメ映画の脚本から監督までを担うという壮絶な仕事をマスメディアの目を通して垣間見させていただいただけでも、

テーマも内容も知らなかろうと、宮崎駿監督の作品は最期の作品まで全部観るんだと決めるには充分でしたが、

と言うはるか以前に、「風の谷のナウシカ」に心を染め抜かれたとき、そう決めていました。

時を経るにつれて自分の感覚が僅かばかり監督に追いついているので、ナウシカほどに心臓の中心を射抜かれるような衝撃を期待するわけではなく、

自分がナウシカを観た時の監督の年齢と近くなり、足元にも及ばないなりに、

そんな「わたしたちの」遺伝子の共振を呼び起こすような作品やメッセージを、できる限り多くのヒトに届けるお手伝いをしたいと想うからでもあります。

監督がなにを言わんとしているか、なんとなく想像はついているけど、それ以上の何かがあるのではないかという監督への敬愛か憧憬かのような、曰ば、神を乞うような、自分の情けなさも抱えて、

そのエネルギーを吸いこんでこようと、滅多に行かない映画館の予約に胸を躍らせています。

なんでもいいから、
 やって見せる しかない。

言葉より、映像より、
もっとも強力な、ヒトのチカラ。


82歳の監督から51歳がいただいた
新作のプレメッセージ。

大切な日に、一人で行こう


追記

米津玄師さんの主題歌も楽しみです♪

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