アウトライナー+LLM=爆速アウトプット

箇条書きに特化した文章ツールであるアウトライナーですが、ChatGPTなどのLLMと組み合わせることで、簡単に任意の形式の文書を作成できちゃいます。


アウトライナーとは

アウトライナーとは、文章や考えを階層的に整理するツールです。アウトライナーでは箇条書きがベースになっていて、項目を編集しやすいようになっているのが特徴です。

例えば、見出しや項目を作成し、それらを自由に並べ替えたり、折りたたんだり、展開したりすることができます。これは文章を書く前にあらかじめ大まかな構成や内容を書き出すことに役立ちます。

アウトライナーのメリット

アウトライナーの便利なところは、以下のような点が挙げられます。

  • 構成を簡単に変更できる。アウトライナーでは、見出しや項目をドラッグアンドドロップで移動したり、インデントしたりすることで、文章の構成を変更できます。これは、通常のテキストエディタでは面倒な作業です。

  • 見た目が分かりやすい。アウトライナーでは、見出しや項目に色や記号を付けたり、折りたたんだりすることで、文章の全体像や重要な部分を視覚的に把握できます。また、階層構造によって、情報の関係性や優先順位を明確にできます。

  • 情報整理ができる。アウトライナーでは、文章だけでなく、考えやメモやリンクなども階層的に整理できます。これは、思考の整理やアイデアの発想に役立ちます。

アウトライナーを使った文章執筆

アウトライナーは箇条書きに特化しています。思考の整理などに非常に役立つのですが、箇条書きをそのまま正式な文章として出すことはできないでしょう。

アウトライナーを使って、何かを執筆する場合には、通常以下の手順に沿うことになります。

  1. アウトライナーを使って書こうとするコンテンツを整理する

  2. 文章として整形する

アウトライナーで深掘りをしていくことでコンテンツの中身ができても、結局、文章としてはゼロから書き直すことになります。

LLMの利用

アウトライナーでコンテンツの中身を作った後、実際に文章に整形する作業についてはLLMを利用することができます。つまり、コンテンツの深掘りはアウトライナー、文章としての整形はLLMという役割分担ができます。

こうすることで以下のようなメリットがあります。

  • 時間が節約できる。アウトライナーでは大まかな内容だけ書けばよいので、時間がかかりません。また、LLMはアウトラインから文章を自動的に生成してくれるので、手間がかかりません。

  • 中身とアウトプットの分離ができる。コンテンツの中身はアウトライナーによる箇条書きで、アウトプットについては求められる形式に合わせてLLMで整形することができます。これにより、同じ中身であっても、届ける相手に対して文章を変えることが容易になります。

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