『カバ子ちゃんは5年後の自分に抱きしめてもらう予定です』学ビ舎いろはに020
こんにちは!
藍澤誠/Jの先生です。
卒業を控えたある日、塾の子(塾ネーム カバ子ちゃん:中3女子)から「『自分への手紙』を書かなくちゃいけないんだけどぜんぜん書けないです・・・」という相談をされました。
聞いてみると「5年後の、20歳になった自分に手紙を書く」という学校の課題でした。
私こと藍澤誠/Jの先生は、学校にあまり行けていなかったカバ子ちゃんと会うときは、他の子よりも2割増しくらいテンションを上げて、できる限り明るく振舞うようにしていました。趣味の話にもずっと付き合ってあげていました。体調が悪くて休む時も責めたりなんてしないで
カバ子ちゃんは約束通り、休みを挟みながらも三年間、塾へ明るい気持ちで通い続けてくれました。中間テストや期末テストのためでもなく、自分のために少しずつやる勉強。モチベーションを保つのはとても難しかったと思うけれど、より良く生きるために頭を働かせる、というシンプルで大切な訓練をずっと続けてくれ、無事に卒業後の進路も決まりました。
そして手紙。
私が提案したのは「未来の自分と仲良しになれるような内容」です。「手紙の中で夢を語って、実際はぜんぜん叶っていなかった・・・」という残念な手紙ではなくて未来の自分が読んで、それまでの自分をほめてくれるような手紙がいいんじゃないかなって提案しました。
すると本人はイメージがわいたようで、全然書けなかったというのがウソのように、一気に文章を書きあげて見せてくれました。
プライベートなものなので、ここにそのまま載せることはできないのですが、大まかな方向性を書くと、こんな内容でした。
「よく頑張ったね!」と自分にほめてもらうために頑張る。カバ子ちゃんのアイデアは素敵だと思います。そうそう、なんでカバ子ちゃんかというと、彼女は前に「カバ子ちゃん」というピンク色のオリジナルキャラクターを塾で描いてくれたからです。目がキラキラで、めっちゃ笑顔。そんなカバ子ちゃんと過ごせるのもあと数日。5年後のカバ子ちゃんも笑顔でありますように。
ここから先は
読後📗あなたにプチミラクルが起きますように🙏 定額マガジンの読者も募集中です🚩