あたたかい記憶に、喉が痛くなって、
一昨日の話になってしまうのだけど。昨日書けなかったことを、書きたいと思う。
朝、ぼくはシャワーを浴びていた。寝ぼけていたのか、それとも、お湯のあたたかさに、頭のねじが緩んだのか。父親への憎しみが、突然迸った。叱ることと怒ることをはき違えていた父親。
たとえば、ぼくの帰りが遅くなることについて。それで、実家の手伝いができなくなったとき。二回くらいあったけど、ぼくの方にも都合があった。一回目は、特に大したことのないように言われた。二回目は、ぼくを「自分勝手」だと大声で罵られた