謹賀新年 「選んだことなんてわずか」
▶︎謹賀新年挨拶
新年あけましておめでとうございます。2024年になりました。
年始に能登地震が発生し、今もまだ日常とは大変に遠いということを心配しています。どうか被災された皆さんが安心と安全を1日でもはやく取り戻すことをお祈りしています。暗い始まりですが、どうかどうかその中に一筋の光を見つけることができますように。
あなたは新年の幕開けをどこで迎えましたか。初日の出を見ましたか。誰と過ごしましたか。
この原稿を書いている今は、12月半ばなのですが、私は、サンディエゴで友人家族とポテトチップスロックという薄い岩から家族と初日の出を見ているはずです。しかしそれは予定であって必ずではない。さて、どうなっているでしょうか。不測の事態なく予定通りにいっているといいのですが。
「一年の計は元旦にあり」という言葉は妙にわたしを緊張させますが、あなたにとってはどうでしょう。毛利元就の、何事も最初が肝心という意味のこの言葉は、プレッシャー以外の何ものにも感じないほどわたしを追い詰めます。まるで元旦をきちんと過ごさなければその一年はたいしたものにならないと言われているようでね(苦笑)毛利さん、そんなにプレッシャーをかけてこないでくださいよ、という気持ちです。世に残る言葉は、偏っていて激しくないと残らないのかもしれないね。
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