部屋に飾ってあるアクリルスタンドやポスター、いつまでも変わらないロック画面とホーム画面、自然と選ぶ数字は彼の誕生日、彼の出演するテレビ番組は自動で録画される機能、ランダムで流れてくるNEWSの曲や彼のソロ曲を気付いたら飛ばしている自分、枕元に置いてある読みかけの小説、身につけている物は緑色の物が大半、仕事中にも首にかけているライブツアーのネックストラップ、スマホの裏に挟んでいる彼からのラブレター。

こんなにも私に影響を与えてくれた加藤シゲアキ。

そして彼が結婚したという事実に三日三晩涙を流してしまっているので、少なからず今でも影響を与え続けている加藤シゲアキ。

これは私だけではなく、多くの人に影響を与えているという事実。凄いよ、本当に凄い。私の大好きな人は、本当に色んな人に愛されてて、憧れを持たれ続けて、影響を与え続けている。

彼のアイドルとしての結婚の発表はとてもお手本のようなもので、自担としては誇りを持っている。周りの友人や家族にも言われた。アイドルとしてはお手本の結婚発表だったね、と。そんなこと、誰よりも分かっているんだから、そんなこと言わないでよ、なんて捻くれたことを思ってしまうくらいには。

まだまだ傷心中だが、Xやnoteで彼に対するポストや記事を沢山読んだ。私と同じ加藤シゲアキが好きな人達、NEWSが好きな人達、本当にさまざまな言葉が飛び交っていて、読んでいて分かる、分かるよ、と涙を流すものがほぼだった。彼を好きなみんな、強く生きられそう？私はまだまだ、弱いまま。毎日毎日泣いているし、どうしたら良いのか分からないまま。テレビやラジオなんて触れられないし、曲も聴けない。これは彼自身望んでいないことだと一番理解してるつもりなのに。

先日、某女性アイドルグループのライブに行った。全然関係のないグループのはずなのに、歌っている曲の歌詞が全て刺さる。全て彼の姿が重なってしまうのだ。まるで失恋したての女。一人でボロボロ泣いてしまった。他のアーティストでこんなにも醜い姿を見せてしまっているのに、彼を目の前にしてしまったら、どうなってしまうのだろう、と考えてしまった。

そんな事を考えながら、聴いた曲がある。それは、乃木坂46の『価値あるもの』という曲。

もしも君が幸せなら、僕はそれが一番嬉しい。
君は背中向けたままで、何も変わらなくていいんだ。

私の彼への気持ち、いや、彼の事を好きなファン全員の気持ちを表している歌詞。ぜひ一度、聴いてみて欲しい。

これから、彼の事を応援していくかどうかは、まだ自分でも分からない。しかし、私が好きな加藤シゲアキという人は、どこまでも、変わらないのだ。私が好きな彼のまま。そんな姿を見ると、離れたくないと思ってしまうし、離れる必要がないと感じてしまうから。まだ、分からない、いや、分からないままでいたいのかもしれない。

この記事を書いている途中で、同じグループのメンバーも結婚した。Xでのさまざまな声や、分裂しているファンの姿を見た。これが彼等の望んでいた事では絶対にない。NEWSというグループは、本当にさまざまな事を乗り越えてきた。それはファンも一緒であろう。ファンの気持ちや意見に、間違っているものはないと思ってる。だってそれが貴方の気持ちでしょう。でも、本人達が傷つく言葉や意見を見えるような場所で発信するのは、違う。SNS社会において言葉の影響力は凄まじいから。一度、落ち着いて欲しい。同じグループを好きになって、魅力を感じて、さまざまな事を乗り越えてきた仲間じゃないか。私も彼等の結婚を心からおめでとう、と泣かずに笑顔で言える日が来る事を自分自身で願っている。そして、またNEWSの高みを一緒に見たいと思っているのだから。それを、貴方達と、見たい。

彼等の幸せと、NEWSを好きなみんなの幸せを願っている、加藤担より。