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キャンプ・ログのすすめ

20年間スキューバダイミングをやっていた。ダイビングの場合は1本潜るごとにログを付けるのが習わしになっている。

初めてお世話になるダイビングサービスで潜る場合などは、資格カードとログブックを見せることで、前回のダイビングからの間隔、今まで潜っている場所やポイントなどの情報からサービスは客のダイビング能力を想像して、連れて行くポイントやグループ分けなどを決めている。

この人なら上級ポイントでも大丈夫だろう。この人はカードの種別は上だけど最後に潜った時から1年以上潜ってない。潜ってるポイントも湾内ばかりだしカードランク同様の能力があるのか疑ったほうが無難だな。という風に、ログブックはショップ側の判断材料に使われる。
だからダイバーとしてはログを付けるのは特殊なものでもなくログを付け終えて今日のダイビングが終了と、普通のことになっている。

ダイビングからキャンプに趣味を移行した時、キャンプの記録を残している人がごく少数だということに気がついた。
ダイビングと違ってキャンプは、キャンプ場を選ぶのも使う装備を選ぶのも他人の許可を得るものでもないからキャンプ歴なんて人には見せなくてもいいんだけど、ログを付けておくと自分のキャンプにはすごく役立つ。

私の場合はダイビングの影響でログ付けにまったく抵抗がなかったので1回目のキャンプから付け続けている。
【日付・場所・料金・他人数・使用テント・使用寝袋・ストーブの有無・短評】くらいのメモレベルだけどこれが結構役立つ。
もちろん過去の思い出を懐かしむ銃爪にもなる。

明日キャンプへ行こう。→去年の今頃はどんな装備で行ってたんだろう。→暖かくなったとはいえ冬シュラフの方が良さそうだな。あそこは西風が強かったからテントの方向には気をつけなきゃ。と言う感じで参考にするのである。
もちろん同じキャンプ場、同じ天気というわけではないから、脳内補正は必要だ。

①10月23日~3月16日 ②9月23日~5月31日
この2つの期間は何の期間かおわかりでしょうか?
一昨年から昨年の①がテントの中でストーブを焚いていた期間、②が冬用シュラフを使っていた期間なのです。

住まいは南東北だけど、年の半分は冬装備でキャンプしています。わりと高原のキャンプ場を好んで使う傾向もあってのことですが、冬の期間は思っている以上に長いです。
でも過去のデータを全面信頼してしまうと、一昨日のキャンプで寒さに震えていたような失敗もします。去年はストーブ使ってなかったのに...と悔やむことになります。脳内補正は必要です。

キャンプ・ログ

思い出の記録からでいいと思います。
Camp-Log始めてみませんか。
いつかきっと役立つ時が来るはずです。

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