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2023年紅葉まみれキャンプ旅 8泊目 焼き走り野営場

鳥海山どーんは思いっきり見た。岩木山どーんと八甲田山どーんは天候に恵まれず不発。キャンプ旅なんて天候次第なのでそれはしょうがない。
楽しみは次回に伸ばすってことにして、天気も回復したし今日は岩手山どーんを見てみたい。だとすれば盛岡まで行ってしまうと行き過ぎか...なんてことを考えながらR4を南下していた。

ジョイス沼宮内店、岩手県のご当地スーパーなのかな?食料品を少し追加購入して駐車場でキャンプ場検索。
私のキャンプ場検索方法は専門サイトは使わずに、ひたすらGoogle Mapで拡大縮小の繰り返しだ。ここぞというのを見つけると詳細を調べる。効率は悪いけれど専門サイトに載ってないキャンプ場を見つけたり、周辺のスーパーやホームセンターなども載っているから寄り道ルートも作りやすい。

岩手山どーんを見るために岩手山周囲を探す。いくつか点在していて手頃な料金のところも多く、けっこうキャンプ天国なのかも。たぶん明日も南下の予定なのでR4からはあまり離れたくない。候補地を2ヶ所に絞った。
「馬返しキャンプ場」滝沢市観光物産課に申請要、協力金100円以上、車進入不可。ウリはきれいな湧水。

馬返しキャンプ場


「焼走り野営場」当日受付制、500円、車進入不可、温泉施設併営600円。ウリは溶岩流。

焼走り野営場

湧水vs溶岩流は溶岩流の勝ち。温泉の他にオートキャンプ場やコテージも敷地内にあるのは気になるが、ナビを「焼走り野営場」にセットした。ちょっと行き過ぎていたようで300mほど戻らされて信号を左折してキャンプ場へ向かった。

焼走りの湯という入浴施設を中心にコテージ、サバゲー場、乗馬クラブなども展開されていて「もしかして失敗かも?」がよぎった。
入浴施設のフロントで受付。キャンプエリアも2500円の特設フリーサイト、3100円のオートサイト、500円の野営場の3段階に分けられていて、サイトの場所も利用できる施設もハッキリ区別されている、最下層の500円野営場民としてはあまりいい感じはしない。
野営場エリアでは岩手山どーんが見られないんじゃないかが心配だった。かと言ってランクを上げる考えはまったくなく指定された野営場に向かった。

受付を済ました後に有料エリアを一周してから野営場に向かった。区別が差別に思われてなんか嫌な感じ、高級なサイトも見てみよーじゃないかと思ったわけ。
野営場に着いてみると心配は吹っ飛んだ。
目の前に岩手山どーんだし、溶岩流も近い。展望だけなら有料サイトよりむしろ優れてる。展望こそが最重要課題で、リヤカーで荷物を運ぶ、炊事棟が古い、水は飲料不可、トイレが遠いなんてことは些細すぎてマイナスにもならない。

岩手山どーん

先住民は一人だけ。盛岡市内から焚き火を楽しみによく訪れるそうだ。三方が松林に囲まれていて、すぐに燃え尽きる松だけど薪の心配はないし、景色もこっちのほうがずっといい。
「明日は普通に出勤なので朝早くに撤収します。気になったらごめんなさい。」礼儀正しい好感の持てる若者だった。

サイトを歩いていちばん景色がよく見える場所を探して設営完了。
岩手山どーん、申し分なし。

椅子を出してどーんを楽しむ


少し歩いて溶岩流も見に行った。思ってたよりも荒々しく広がる溶岩のバックに岩手山。
家にいるだけじゃ見られない景色を間近で見て感じる。これこそキャンプの最大の楽しみじゃないだろうか。少なくとも、私はそう思ってキャンプをしている。

焼走り溶岩流
焼走り溶岩流
夜のどーん

朝は冷え込んだ。起きてみると芝は霜で真っ白。
盛岡のおにーちゃんは既に出発していた。撤収の物音なんてぜんぜん気がつかずに眠っていた。ストーブに火を入れて二度寝。

朝のどーん
有料キャンプ場の表札許可証システム
いつぶりだろう?


焼走りの湯のオープンは9:30、風呂に入ってから出発しよう。
家はまだ遠い。あと二泊は必要かも。

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