腑に落ちる

自分はどちらかというと、解決策を探すのが好きなタイプ。

自分自身の事のみならず、どんな時もどんなことも。

そう思ってた。

なぜ過去形か。

去年から体調がいまいち。
ゆっくりしていれば回復できるよ。
長年、一生懸命にやってきたんだから焦らずゆっくりして。
と、周囲の人々が口を揃えて言ってくれた。
確かに、弱っている自分はその時はその言葉を噛み締めて、なんとか理解して実行してた。

ところがである。だんだん道が見えなくなって来てしまった。
一進一退の体調に不安がのしかかってくる。
跳ね除けようとしながらも、自分の判断に自信が持てなくて、誰かの言葉にすがってもみた。

年が明け、気分も変えたいしなあと思っていた時に、トレーナーの先生の言葉が私の気持ちを変えた。

なんとなく頼りにしていたのだが、なかなか結果がともなわなくなって、素直に気持ちをぶつけた。その返答が
「身体の痛みが続いてる期間が長引いてるから、リウマチとかも疑ってみたら」だった。

思いがけず真っ当な言葉。

そうだよなあ。医師でもないのに責任持てないよなあ。
そう感じたとたん、急に私の解決策を考える脳が動きだした。

よし。たとえばリウマチの診断が下されても、今の痛みが少しでも和らいでやりたい事がひとつでも出来る自分になれればいいか。
動きにくい身体を無理に動かすリハビリじゃなくて、好きなガーデニングを休み休みやるとか、家事もゆっくりでもコツコツ動くとかしよう。

昨日まで歯を食い縛り、眉間に皺を寄せていた自分。
今日はちょっとだけ、前向きになったかな。いや、せっかちなところがあるから結論を出しがち。
良いんだ。気がついたら、動きが良くなってたとなるようにしよう。

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