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なんだか女の子な感じで

今日は月一の女子デイだというのも相まってか、なんだか人間の女の子らしい一日だった。お腹は絶妙に重く痛むが、なぜか恍惚としている。

昼間は初めて行くカフェで、人生で一番厚くてふわふわなパンケーキを食べた。キャラメルソースとナッツと生クリームの組み合わせが至極で、ついでに店長さんがサービスでつけてくれた旬の大きなイチゴでビタミンCも摂取できて大満足である。

幸せをお腹いっぱいに溜めたからか女子デイだからか、強烈な眠気に負けそうだ。

余韻に浸りきった私は、浮き立った気持ちのまま、帰りにドラッグストアに寄ってお手軽なマニキュアを探した。今日がポイント2倍デーではないことによる躊躇があったが、自分の気分を優先してオレンジ系の淡いブラウンのマニキュアを一本購入した。サンプルに自分の指先を重ねて、なんだかとても似合いそうだと思ったのだ。とてつもなく女の子している気分だった。

そして家に帰ってから早速試すが、どうも上手くいかない。丁寧に時間をかけて塗ったにもかかわらず、乾ききる前にどこかに爪を当ててしまって絶妙に剥げるわ、もともとの指先のコンディションが良くないので全然綺麗に見えないわで、結局イライラとしてまっさらに戻した。

これまでも色味の薄いマニキュアで試したこともあったが、結局何度も断念している。

そもそも私はマニキュアや除光液の匂いは大の苦手だし、爪を何かで覆うこと自体好きじゃない。毎回息ができないような感覚になって、うわぁぁぁとなるのだ。

それなのに何故か私は指先に彩りを添えたくて、周りの美意識の高い女の子たちみたいに指先を綺麗に整えたくて、何度も試す。そして毎回断念している。それで結局は、もうネイルなんて一生やらないとなるが、また数週間後には試したくなる。

別にネイルにこだわらずとも、ただ指先を綺麗にするだけでも十分だと思っていて、とりあえず爪を整えて磨くことは気が向いたときにしている。

それでも、爪周りの指の皮を無意識の昔からの癖で大変荒らしてしまうから、指先トータルとして全然綺麗になれたことがない。

もはや、爪周りの皮達がいびつな形に変形してしまっていて、直しようがない。癖も何度も直そうと頑張るが直せない。泣きたい。

まあ、そのうち直せるよ綺麗になれるよと自分を励ますのが毎度のこと。敬遠していたネイルサロンに行くのもありなのだろうか。今年こそはシンプルなネイルの映える美しい指先に変身させたいものだ、とそれなりに強く思う。

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