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「ぼやき」と「問い」の違い

人生には様々な試練も困難もあります。

その中で、私たちは時に不満や不安を感じることがあります。そんなとき、その感情をただ「ぼやき」として終わらせてしまうのではなく、「問い」を立てることが重要です。

では、そもそも「ぼやき」と「問い」とは、どう違うのでしょうか?

今回は、「ぼやき」と「問い」の違いについて考えてみましょう。そして「ぼやき」でなく「問い」を大切にすることのメリットを一緒に考えていきましょう。

「ぼやき」とは何か?

「ぼやき」という言葉を聞くと、元・プロ野球選手で名監督として名高い野村克也さんを思い出す方もおおいでしょう。

では、そもそも「ぼやき」とは何でしょうか?

「ぼやき」とは、日常生活で感じる不満や不安をただ漏らすことです。ただの独り言や愚痴ともいえます。

これは、一時的なストレス発散の手段としては有効かもしれませんが、根本的な解決にはつながりません。

例えば、「仕事がつまらない」「時間がない」といった感情は、ただ感じるだけでは何も変わりません。

「問い」とは何か?

「問い」とは、自分自身や周囲の状況に対して疑問を持ち、解決策を見つけるための行動を起こすことです。

「問い」を立てることで、自己成長や問題解決に向けた一歩を踏み出すことができます。

例えば、「仕事がつまらない」と感じた時に、「なぜつまらないと感じるのか?」と自問し、それを解決するための具体的な行動を考えることが重要です。

「ぼやき」を「問い」に転換する

人生において、問題や課題に直面することは避けられません。

しかし、それらをただ受け入れるだけでなく、「問い」を立てることで新たな視点や解決策を見つけることができます。

「ぼやき」は単に一時的な感情の表れです。しかし、「問い」は行動につながる原動力になるものです。

「ぼやき」を「問い」に転換・昇華することができれば、生産的で建設的な思考を手に入れることができます。この方が人生においておおきなメリットがあることは言うまでもありません。

「問い」を立てることの重要性

「問い」を立てることは、自己成長や人生の充実に直結します。

自分自身や周囲の状況に対して「問い」を立てることで、より深い理解や新たな発見が得られるでしょう。

そして、その「問い」に対する探求が行動へとつながり、人生をより良い方向に導くことができます。

「問い」を大切にすることが素晴らしい人生を形づくること、そして「美しい問い」と呼ぶような上手な質問をする力を身につけることでだれでも人生を豊かなものにできることは、近年、世界中で注目された話題作『Q思考』でも解説されています。

さいごに

「ぼやき」は一時的な感情の表れであり、問題解決にはつながりません。

しかし、「問い」を立てることで新たな視点や解決策を見つけることができ、人生をより豊かにすることができます。

「ぼやき」もときには効果的なことはありますが、それをより生産的で建設的な行動につなげるためには「問い」を立てることが欠かせません。

ぜひ今日から、「ぼやき」ではなく「問い」を立て、行動を起こすことで人生を豊かにしていきましょう!

応援しております♪

今回もさいごまでお読みいただきありがとうございました。

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