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日々、滔々

下書きが加速度的に溜まるようになってきたので取り急ぎ、上澄みを排出していく。ただの日記さ。長めの独り言。


5/3

声優の横山智佐さんのお家で打ち合わせ。

7月28日、東京は上野の水上音楽堂で開催される『サクラ大戦真夏のフェス』に向けたもの。田中真弓さん、園岡新太郎さんとはお久しぶりの共演。ちなみに今回の浪漫楽団のギタリスト、MASUMIは10年来の親友なので素敵な巡り合わせというか、いやはや。なんとも感慨深いことになったね、なんてふたりで話したりもしている。

本番日、晴れては欲しいけれど涼しい日だといいなぁ。

楽しみがたくさんだ。なんてありがたいことだろう。


5/4

上野音横丁で鶴丸彩さんのサポート。

この日から新入りさんのデビュー。
実はこれ、それまで用意してもらおうとしていたスネアとは違うもの。ふと思い立って担当さんに急遽「AVIATORをお願いします」と連絡したのだった。
楽器についての専門的なことは読んでもつまらないと思うので割愛。

自前の機材に関しては、誰でも乗りこなせるオートマより、使い手を選ぶけど乗りこなせば爆速になるマニュアルの方が好き、みたいなところがある。
機能は要らない。シンプルで、剛性が高く、洗練されたデザインのものが好き。命を託すのだ。頼もしい相棒じゃないと連れていけない。

リズム隊の相方はY.O.U.さん。何度も言うけれど男の人です。


5/5

新宿WILD SIDE TOKYOでLost In The Flamesのサポート。
ジャンルは、いわゆるメタルの中でも”djent(ジェント)”という、モダンに尖り散らかしたスタイルのユニットさん。僕の普段のお仕事はストレートな歌モノが多いので、こういう技術特化型の依頼が来るのは嬉しい。非常に新鮮で刺激的。ちなみに参加に際して、指名でオーディション(?)があったりもした。

6月30日には別のサポート現場でロスフレさんと対バンなのだけれど、その時はドラマー友達のカンちゃんが担当します。

ライヴの様子をちょっとだけ。

普段の僕とは一味も二味も違うテイストに仕上がっているけれど「(一応)こういうのも叩けますのよ」という体裁にはなった、と思う。
メタルってすごいな。特殊技能だと思う。『速さ』は自分の中の苦手分野でも大部分を占めているので、きちんと克服していきたい。

次回のサポート予定は8/24です。その折には追って沙汰を。

ちなみにツインペダル/ツーバスの上達法をよく訊かれるのだけれど
「シングルペダルをある程度極めてからの方が色々と楽だ」
ということを伝えておきたい。

足技って難しいよね。”継続は力なり”なので続けること、絶やさないことが肝要だと思います。



身体が痛過ぎて寝付けないのでお湯に2回浸かるなどする。入浴剤や栄養ドリンクの差し入れをもらうことが多いのだけれど、本当に助かっています。


5/6

吉祥寺CRESCENDOでe:choサポート。

AVIATORが大活躍の3日間だった。

e:choは予定が急に決まることが多いので、次回もそのうちフラッと告知するもの思われます。今回もありがとうございました。楽しかった。

終演後にギターのバヤちゃんこと884と楽屋でサシ飲みしたりもした。僕はほろよいでベロンベロンになれるのでコスパがとても良い。でも缶チューハイは悪酔いしやすいかも。ビールとかにすればよかった。

「生きてるだけでえらいよ」みたいな話をした。

僕らはどこに辿り着くんだろうね。



友人に勧められた『宝石の国』を読み切った。激烈に面白かった。情緒をめちゃくちゃにされた・・・。

こういう「もっと早く読みたかった」と思える出会いは良い。

『ヨコハマ買い出し紀行』然り『げんしけん』然り、どうやらアフタヌーン作品に心惹かれる傾向にあるみたい。



『すずめの戸締り』
『花束みたいな恋をした』
『オペレーションフォーチュン』
『わたしは最悪。』
『はいからさんが通る(劇場版)』

を観た。
ジャンクフードをお腹いっぱい食べた。重畳。



書く手を止めてしまうと、途端に言葉が出てこなくなる。日常を希釈して文字に起こしてみてはいるけれど、薄味のめんつゆみたいにパッとしない。書きたいことはあるのだけれど、なかなかどうして、像を結ばない。今はそういう凪の時期だと思うことにして、今日のところはひとつ。

チョコレートがおいしい。
よしよし。生きてるな、と思う。



ああ、上手くなりたいなぁ、と思う。

昨日の自分よりも上手くて、カッコいい演奏者で居たい。昨日の自分よりも多くの表現ができるようになっていたい。明日の自分は、今日よりももっと多くの”語彙”を持った奏者で居たい。

混じりっけのない、ピュアで、破壊的な音を出したい、と思う。
一度知ってしまったら、もう二度と知る前の状態に戻れなくなるぐらいに。

一方で、寄り添い、包み込むような、温かくて深い音も出したい、と思う。

音楽家の高みと深淵にはまだまだ程遠いけれど、入り口の気配を感じ取れるぐらいにはなってきた、ような気がする。こればかりは終わりがないね。


最近よく聴いているのは『I PREVAIL』というミシガン州出身のバンド。

音源とライヴの良さは然ることながら、メンバーの仲の良さが微笑ましい。それぞれのSNS投稿はユーモアに溢れているし、ショーの直前に映画『Hot Rod』から着想を得た(というか丸パクリ)儀式を楽屋で行うなど、どこかゆるくて等身大な姿が絶妙に素敵。ツアーバス紹介やグロウル担当のヴォーカル、エリックによる『豆知識をライヴ中のドラマーに語り掛ける』といった馬鹿馬鹿しい試みなども観ていて楽しい。

この『Hurricane』という曲のMVも素晴らしい。泣ける。

「こういうバンドが組みたかったな」と思える、羨ましい存在。親しい友人同士で、友人同士のまま、楽しく世界中を回れたらどんなに素敵だろう。



「あなたのためにドラムを叩きますよ」みたいな企画をふんわりと考えている。

例えば歌を歌う人や、ギター、ベース、鍵盤を弾く人なんかのために。ふんわりと。
もしくは僕が過去に在籍したバンドの曲を叩くのでもいいし、何かカバーをリクエストしてもらうのもいいかもしれない。

普段の仕事のように、誰かに依頼されて請け負うのとは違った、僕からの提案というか。「これやって欲しい」をひとしきり叶えてみたい。もし僕が「なんでも叩くよ!」としたら、いったい誰が、何を希望してくれるだろう、という興味が発端なのだけれど。

やるとしたらこれってセッションイベントになるのかな?(•﹏•  )クリニック的な感じになるのかな?
ちょっと煮詰めてみないといけないなぁ。

『お遊びのバンド』の方もゆっくりのんびり進めたい。希望者、まだ一人も出てこないけれど。ちなみにプロ/アマ問いません。ゆるくて楽しいだけのバンドがしたいなぁ。


『窓口がわかりづらい』
『もっと告知して欲しい』
と言われたので再掲しておく。

・ドラムレッスン
・ライヴサポート
・レコーディング
・MV出演
・コーディネート
・納品依頼

などなどは akht.info@gmail.com までお気軽にどうぞ。
ファンメールの窓口でもあります。いつも元気を貰っています。ありがとう。


笑い過ぎて死ぬかと思った。

久しく劇場にお笑い観に行ってないな。そろそろ行きたい。


以上、薄味日記(?)でした。

読んでくれてありがとう。

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