365日巣ごもりをしていた2021年、買ってよかったものを振り返ります。

2021年は私にとってこんな年

激動の年でした。娘の中学受験と中学校入学、私自身の社長賞受賞、仕事での役割の変化、…

そんな中で主にオンラインで様々なものを買いましたが、もともと欲しいと思ったらすぐ買ってしまうタイプなのであまり「思い焦がれて悩んで買ったけど買ってよかった！」というような経験が無く、思い入れ補正が効かないので純粋に金額と得られた価値とのバランスで判断して、買ってよかったものをこれから紹介します。

1. 中古のMac Book Pro

中学校入学を機に、娘に買いました。メルカリで、5年ぐらい前のモデルを格安で入手しました。入学式開会前の待ち時間にずっとメルカリをスクロールしていたのは私です。

まず買ってよかったと思ったのは、4月に緊急事態宣言が出たとき。娘の学校は緊急事態宣言中は分散登校というポリシーだったのでオンライン授業の日があります。iPadだと少し充電が心もとなく（ビデオ会議中たまに充電していても残り％が減っていくことがあった）、学校で一括購入したChromebookはまだ納品されず…という状況下で思いがけず役立ちました。

そして、何と私がさりげなくインストールしておいたXcodeを娘がいじりはじめたのです。今は自分のローカル環境で楽しんでいますが、いずれいいアプリが作れるようになったら公開させてあげたいと思っています。

2. Aftershokz Opencomm

私はもともと耳の穴のサイズ的に、多くのイヤホンで痛みを感じます。痛みを感じないものもあるのですが、シリコンパッドの部分のお手入れが面倒だったりして、ここ数年はヘッドホンを使っていました。

イヤホンにしてもヘッドホンにしても、外部の音を遮断してしまうのが少し困ります。子供達は私が仕事をしていても容赦なく緊急事態に陥りますし（何かをこぼしたとか、何かが無いとか、オンライン授業に入れないとか）、緊急対応をしつつも会議の音をしっかり聞くことができないものかと思いたどり着いたのがAftershokzでした。

これの存在を知ってからも、価格的に購入をしばらく躊躇していたのですが、思い切って買ってみたところ非常によいです。耳も痛くならないし、外の音も聞こえるし、ずっとつけていても楽。

そして思わぬ収穫は、今までずっとプラグで繋ぐタイプのイヤホンを使っていたので気にもとめていなかったのですが、Bluetoothだと会議中でもミュートにすればトイレに行けるんですよね（仕事しろ）

3. ELSA Speak

私が最近感じている壁は、英語が流暢に話せないということです。それなりに英語は（日本人の割には）できる方だと自負しているのですが、やはりネイティブとの会話になると引っかかるのは、私だけ話すスピードが遅いよ…ということです。

考えながら話す時は仕方ないにしても、何を言うべきかが決まっているときにもゆっくりしか話せないのはもう私の怠慢でしかないんじゃないか。そう思ってトレーニングを初めてみることにしました。

とにかく話す。何も考えていないときはネイティブのスピードで話せるようになる。これを目指します。

いくつかシャドウイングのアプリも試したのですが、やはりネイティブのスピードでなんて始めから話せるはずもなく、結局それがストレスになって続かず。最終的にたどり着いたのがELSAでした。こちらは本来は発音のトレーニングなのですが、ひたすら話すことができるのと流暢性という指標もあるので私の目的にも合致します。そして、私がいかに今まで適当に発音してきたかというのもよくわかって一石二鳥でした。即課金。

4. 牛乳瓶うに

何年も前に一度、夫の部下で岩手出身の人に牛乳瓶に入ったうにをお土産でもらったことがあるのですが、突然その時のことを思い出して調べてみたところ、今はふるさと納税でもこれが手に入るというではありませんか…！

早速寄附したところ、ふるさと納税にあるまじきものすごいスピードで発送されました。（複数の自治体が返礼品として設定していますので内容やスピード感は自治体によって異なると思われます。）

牛乳瓶にうにがぎっしり入っており、塩水に浸かっているだけなので全くミョウバンのことを気にせず食べられます。最高でした。リピートしました。消費期限が短めなので予め食事のメニューを計算しておかなければなりませんが、それもまた新鮮な証っぽくて体験としては良いです。

5. コクヨPERPANEPシリーズ

ちょっとマニアックな話なので最後に持ってきていますが、感動としては今年最大でした。担当されている全ての方に届けこの想い。最高。好きすぎてこれ目的で文具女子博のコクヨブースにも立ち寄ったという稀有な行動をした人は私（普通の女子はBobbin目当てでコクヨブースに行くに違いない）。ちゃっかりノベルティのメモまでもらった私。

これです。

特に推したいのはファインライター。この種のペンはペン先の角度に気をつかわないと全く書けないものも多いのですが、これはその煩わしさがなく好きな持ち方で書けます。とある大型文具店で最初に出会ったのですが、試し書きをしたところ一瞬で惚れて買いました。

それまでずっと使っていたペンとの比較なんですがこれわかりますか？このペン先。左はそれまで愛用していた他社製品、右がコクヨ。惚れるわ。

あとノートも最高です。今までずっとMUJIの「開きやすいノート」を愛用していたのですがもう多分5年以上前に廃盤になっており、ようやく私の中での後継が見つかったと思っています。開くんですよちゃんと…。ちゃんと開く方眼ノートを発売してくれてありがとう。お値段ちょっと高いしページ数も本当はもっと欲しいけど、この900円は軽率に課金しました。その価値があると思っているから。