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開発とオペレーションとマーケティングとお客様の板挟みになるプロダクトマネージャーという…

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開発とオペレーションとマーケティングとお客様の板挟みになるプロダクトマネージャーというお仕事をやっています。他に興味があるネタは旅行と育児。ヘッダーの画像はベルリンにある空っぽの書庫。

マガジン

  • 未経験者にAgileを教えた話

    新しい会社に入って、周囲のAgile未経験な人たちにAgileを教えた話。

  • プロダクトマネジメントお絵かき

    プロダクトマネジメントに関連する手描きの図などを含んだノートをこちらに追加していきます。

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私のキャリアに関する考え方とかいろいろ

Twitterでお題をいただいたので、私がキャリア積み重ねるにあたり大切にしていることを書いてみます。 お前らに私が定義されてたまるかというマインド多分根底にあるのはこのマインドだと思います。これを持ち始めたのは中3の頃。私は中高一貫校に通っており、高1から理系と文系に分かれるにあたって中3の時点で文理の希望を決めなければならなかったのです。 私は英語と国語の成績がぶっちぎりに良かったし数学がぶっちぎりに苦手だったので周囲は全員私が文系を選択することを期待したでしょうし、

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    • CADDi DRAWERのプロダクトマネージャーはこんな人たち

      こちらはキャディの【うるう年キャディnote29連チャンリレー】企画で書いている記事です。 はじめに自己紹介キャディでプロダクトマネージャーをしている飯沼です。キャディには2022年9月に入社し、それ以来1年半ほど楽しく過ごしています。 入社当初はManufacturing事業で検査・梱包関連のプロダクトを担当していたのですが、半年ほど前からDRAWER事業本部に移りCADDi DRAWERを担当しています。 そのあたりの話はこちら。 プロダクトマネージャーの仕事とは

      • キャディのプロダクト開発のこれから

        こんにちは。キャディ株式会社でプロダクトマネージャー(とその他いろいろな仕事)をしている飯沼です。 この度、弊社はシリーズCの資金調達を実施しました。 私がキャディに入社したのは昨年9月でしたので、入社して10ヶ月ほどが経過したことになります。しかし、キャディでの日々があまりに濃すぎて、「あれ、私前回の資金調達の時まだキャディにいなかったんだっけ…?」と思うことが多々あります。まだ入社して1年経ってないって本当?(転職エントリを読み返してみてもやっぱり昨年9月入社で間違い

        • 買ってよかったもの2022

          2022年もまた私にとっては激動の年でした。 ・久しぶりの海外渡航(US) ・仕事上とても尊敬していた人との突然の別れ ・転職 ・私以外の家族のコロナ感染 年が明けてしまいましたが、買ってよかったものを振り返ろうと思います。 過去記事はこちら。 ソーダストリームもともとは夫がお酒を割るために買ったのですが、結果的に私も気に入っています。 実は我が家、常に自家製レモネードがあります。個人的にはホットで飲むのが好きなのですが、夏にはやっぱり炭酸水で割って爽やかに飲みたいよね

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          地味PM、はじめました

          こちらは地味PMアドベントカレンダーの投稿です。 地味PMとは何?と思ったら、まずは永嶋さんによるこちらをご覧ください。 今日は地味PMについて私が最近感じたことを書きます。 地味PMになるのは簡単か今まで地味PMムーブをひたすら繰り返していた私は、「地味PMは大切だけど簡単な仕事だ」と思っていました。そもそもPMというのは地味な仕事であり、皆生まれながらに地味PMなのだと思っていました。 今なら言える。全くそんなことはないです。 転機は9月に転職をしたことでした。

          地味PM、はじめました

          私とpmconf

          pmconf 2022が終了しました。今年はオフサイトの交流会もあり、久しぶりに直接いろいろな方にお会いする機会があったというのが大きな変化だったと思います。これを実現するために動いてくださった運営の方々に本当に感謝しています。 ここで、誰に頼まれたわけでもないのですが、これまでのpmconfの思い出を書きます。 pmconfとの出会い私はpmconfには初回から参加…していたわけではなくて、私がpmconfを初めて知ったのは2017年でした。しかし当時は仕事の状況的に外

          私とpmconf

          3度目の転職をしました

          4年前、入社2日後に「入る会社間違えた!」と思い入社半年後から転職活動を開始した挙げ句に、その後「いつの間にか会社に惹かれていた私…」という少女マンガもびっくりな心情の変化に気づき全てのオファーを断り続けること3年以上。ついに転職することになりました。 どこへ?退職の話をしてからずっと次はどこなんだという話が出ていましたが、9月1日よりキャディ株式会社で働いております。最初にコンタクトしていただいたのがもう1年以上前で、その時は「いやいや全く転職なんて考えてないよ」と思って

          3度目の転職をしました

          PMとして大切にしていること

          大切にしていることはたくさんあって、そのどれかひとつでも欠けると全然うまくいかなくなっちゃったりするんですが、敢えてその中でも「これは常に意識してるぞ」というものをひとつ書きます。 クソだと思ったらクソだと言う以上、ありがとうございました。 いやマジでね、要望を受けたら脊髄反射で「はい喜んで!」って対応する人多すぎなのよ。脊髄反射をしていいのはそこじゃない、やり方のアイディア出すところだよ。(アイディア出しは脊髄反射でいいけど、最終的に決めるのはちゃんとステークホルダーや

          PMとして大切にしていること

          皆もすなるといふ退職エントリなるものを

          退職します。 いわゆる退職エントリを書くと多分私はいろいろなことを思い出してしまって、いい思い出で終わらせたいはずなのにいつの間にか怨念のこもった文章を書いてしまいそうなので、ちょっと違うことを書きます。退職するにあたって私の後ろ髪を引きまくった男についてです。 私の上司(テクノロジー担当VP)のA氏です。 A氏なる人思えばこの会社では非常に優秀な人に恵まれましたが、残念ながら私と合わない人に苦しめられたこともありました。合わない人のうちの1人が、A氏の前任者でした。な

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          急に思い立って英検1級を受験した

          タイトルのとおりです。申し込み締切りギリギリに急に思い立って受験しました。何が起こったのかを書きます。 なぜ受けたのか中学生の娘に英検を受けることを勧めてみた。英語の勉強を頑張っているから、合格がモチベーションになればと思った。 「ママも受けるから一緒に勉強しよう」と娘に言った。これが発端。 ただ、結局娘は受験日に他の予定が重なったので一緒に受けることはできなかったし、私自身も全く勉強をせず受けたので結果的にはこれは嘘になった。ただの「ママは受ける」だ。 だから後付けで

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          あの頃の私だったかもしれない誰かの助けになりたい

          進路面談「頼む、早稲田も受けてくれーー!」 担任の悲鳴にも似た叫びが面談室に響いた。 「お前を就職させたら俺のクビが飛ぶ!」 だよね。私、成績いい方だもんね。進学実績にカウントしたいよね。そう思いながら私は言った。 「私の考えは変わりません。私が受験するのは国立と慶應だけです。全部落ちたら浪人せず就職します。」 その背景私は貧困家庭にいた。周囲は誰も気づいていなかったと思う。私は私立の高校に通っていた。妹も弟も、私立の中学校に通っていた。母は世間体を気にしたから、貧

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          買ってよかったもの2021

          365日巣ごもりをしていた2021年、買ってよかったものを振り返ります。 2021年は私にとってこんな年激動の年でした。娘の中学受験と中学校入学、私自身の社長賞受賞、仕事での役割の変化、… そんな中で主にオンラインで様々なものを買いましたが、もともと欲しいと思ったらすぐ買ってしまうタイプなのであまり「思い焦がれて悩んで買ったけど買ってよかった!」というような経験が無く、思い入れ補正が効かないので純粋に金額と得られた価値とのバランスで判断して、買ってよかったものをこれから紹

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          3年で環境は変えられる?

          現在の勤務先に入社してからいつの間にか3年が経過していました。入社当日に入社したことを深く後悔するところから始まった(その後持ち直した)波乱の3年でしたが、振り返れば私はそんな中で勤務先を徐々に自分仕様に変えてきました。 ほとんどが破壊活動ですが、どんな変化があったのかを列挙します。まだ道半ばのものが多く、変化があったというものは意外と少ないですね… 広範囲に変化をもたらしたものもあれば、私だけ、または私の周囲のごく狭い範囲だけの変化もあるのですが、大事なのは前例をつくっ

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          KPTでの振り返りをやめました

          2020年初頭、開発チームとアジャイルコーチと話し合ってレトロスペクティブのフォーマットを変更しました。約1年運用して、フォーマットを変更してよかったと感じているので、どのように変更したのかを紹介します。 解決したかった課題それまでレトロスペクティブにはKPTを使っていました。KPTはフォーマットとして優れており、振り返るべきものがこの3つできちんと網羅されており、且つTの部分で次にどう活かすかを語ることができます。 一方で、KPTでのレトロスペクティブをしていて感じたの

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          大企業なのに意思決定が速い

          レガシーな業界の、それなりに規模の大きい、歴史ある、平均年齢高めの会社に勤めています。そのせいか、どうも意思決定が大変そうというようなイメージを持たれています。 以前登壇した #pmconf2020 でも、前夜祭で「これだけ規模の大きい会社でどうやって意思決定をしてきたのかも見どころ」みたいなコメントをいただいていたようです。また、登壇当日の実況では「このスピード感で意思決定できるのはすごい」というコメントもいただきました。 実際私が pmconf で話した内容には意思決

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          入社2年

          会社に入ってしばらくしてから会社を見つめてみる感じの記事。入社してから2年少々、2度目のカレンダーイヤーを終えようとしているタイミングで見る会社は、いろいろ理解が進んだ状態でありつつもまだ未知なものもたくさん残っている。 なぜ前職をやめたのか前職に対して強い不満は無かったものの、小さなフラストレーションはたくさん溜まり、ここで長く働こうという執着も持てなくなっていた。勤怠管理画面であり余る有給を見て「あぁ仕事やめて有給消化しよう」と思い、そのまま退職の決意を固めた。 この

          入社2年