見出し画像

ポケカでボドゲseries ポケカ版モミール解説記事 『ポケカAdvent Calendar2023 23日目』




はじめに



初めまして、akというものです。

今回はポケカAdvent Calendar2023 23日目の記事になります。
企画については下記URLをご覧ください。

https://note.com/ichyo_poke/n/n55e1a01944a1

簡単に言えばポケカ関連記事を12/1〜12/25までみんなで連続投稿しよう!というものです。
昨日はWABさんによるマーカー作成に関する記事でした。

https://t.co/yLoV7GIHtK

1つに収まっている点が機能美って感じがしていいですよね。デザインがシンプルなのも素敵でした。
マーカーは各プレーヤーのオリジナリティがあって見ててとても楽しいです。話のネタにもなってくれますし。


筆者のマーカー
SV実装めでてえ…

また、前年も同企画に参加していました。その時はsmシリーズ以降のカードが使える架空のレギュレーションについての考察という、今振り返ると(他に書くことなかったんやな…)と思ってしまうテーマですが、投稿してから台湾公式で同様のレギュが採用されたり、非公認の特殊レギュで採用されたり、たまーに見かけるくらいのものになりました。面白いルールなので是非お友達と遊んでください。(下記リンクは去年のアドカレ)

https://adventar.org/calendars/7356


さて、そろそろ本題に入ろうかと思います。

突然ですが、みなさんは「パックを剥く/ガチャを回す」ことはお好きでしょうか?

汗水流し稼いだお金を貢いだり、面倒な作業を経て手に入れたアイテムを投入し、1%あるかないかの確率でしか当たらないお目当ての当たりのために一喜一憂してしまう…

僕は大好きです。


スキン欲しさに頑張ってます


そしてこの記事を読んでいる殆どの人は、ポケカで遊ぶことがお好きでしょう。

僕は言わずもがな、です。


今回はガチャを回す快感+ポケカ=卍最強卍、そんなボードゲームの紹介記事です。


モミールって何?


モミールという名前はゲームコンセプトの大元になっている、カードゲーム「Magic the gathering」のオンラインサービス版(ポケカで例えるとptcgoに近しいものです)の中のフォーマットの1つである「モミール・ベーシック」に由来します。

参考としてそれらを紙媒体で再現した対戦動画と、それを別カードゲームの「デュエル・マスターズ」に落とし込んだ対戦動画を添付します。

簡単に言えば、コストを支払って実際にプレイするまでどんなカードをプレイするのか分からないというフォーマットになります。

今回作成したものはそのコンセプトをポケカに取り入れたものになります。



ざっくりとしたルール説明


このフォーマットでは、通常のトレーナーズカードとポケモンとエネルギーの両方を兼ね備える専用カード(以下『?カード』と呼称)でデッキを構成します。

『?カード』はポケモンとしてプレイできます。尚且つ、全てのタイプを持つ基本エネルギーとしてもプレイできます。

『?カード』には数字が記されています。それらは隠されているポケモンが技を打つために必要なエネルギーを意味しています。

『?カード』の表裏の例

まずは普段と同じように対戦準備をして、対戦をスタートします。

他は普通のポケカなのでバトル場だけの再現にしてます。


次に普段と同じように場のポケモンにエネルギーを貼っていきます。


そして、バトル場のポケモンに記された数のエネルギーがついていた場合、技を宣言することができます。


“2”の技を使います!


どの数字の技を使用するか宣言した後、隠されていたポケモンをオープンして技を確認・処理します。


スクリューショット 230ダメージ!


『?カード』は技のダメージを受けたり、ダメカンが乗った時にも隠されているポケモンをオープンする必要があります。


瀕死寸前

このような流れでゲームを進行し、後は普段のポケカ同様にサイドを取り切るかその他勝利条件を満たした方の勝ちになります。

参考動画

読んでみたけどイマイチピンとこないなあ…
そう思った方もいるでしょう。

百聞は一見にしかず、ということで今回は言葉で伝えることを諦めて動画を撮ってみました。

京都CL練習の合間を縫っての撮影ということで無編集垂れ流しであることをご容赦ください(リテイクは2回ぐらいしている)。

https://youtu.be/TrYKseEutn0


おわりに

このゲームは以前地元での大きな非公認大会が開かれた時に企画したサイドイベントのコンテンツの1つとして採用したのですが、存外ご好評頂いため調子に乗って記事にさせて頂きました。

ポケカで作るボードゲームといえば、やはりゾロアークドラフトをはじめとしたキューブドラフトが主ですが、こういう遊び方もあるんだよと知ってもらえたら幸いです。
お好みのカードを適当に突っ込むだけで作れたり、一回遊ぶのにそこまで時間がかからないという良さもあります。

自分も作ってみたい!という方に向けて、前述のイベントで採用したルールの詳細を添付します。よろしければ参考にして遊んでみてください。

コツはガチャ同様当たり外れを用意することです。


おすすめのカードはこちらです

明日はなにものかさんによる記事です。前回は第一回ポケカアドカレの最終日にポケカ記事の歴史というあまりにも相応しすぎるテーマについて、丁寧かつ魅力的に綴られてました。今回も非常に楽しみにしています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!それでは〜


スペシャルサンクス
・当企画の運営と宿にカメラと三脚持ってきてくれたいちょーさん
・『?カード』改良案のデザインをしてくれたuppさん







詳細ルール



注)前提として以下で説明するルールは筆者が独自にデザインし、前述のイベントで採用したものになります。
遊ばれる際はプレイされる環境(プレイヤー層、用意できるカードプール等)によってお好みでアレンジしたり、事例として参考にし全く別ルールをデザインすることを推奨します。

・60枚デッキ、サイド6枚戦

・通常の対戦形式に準ずる
 (先攻はサポート及び技の使用ができない)

・特殊なデザインのカード(以下『?カード』と呼称)について
…表面は1〜数個の数字が描かれた紙面、裏面はポケモンカードがある。数字はは裏面のポケモンが持つ技を打つために必要なエネルギーを意味している。
⑴    ?カードは手札・山札・トラッシュ及びサイドにある限り、以下のようなカードとして扱う。
①    逃げるためのエネルギーが0であり、タイプをもたないポケモンである。
②    「ポケモンについている限り、すべてのタイプ1個分のエネルギーとしてはたらく」、基本エネルギーである。(基本レインボーエネルギーと呼称する)。
※ポケモンについてない場合はどのタイプももたない。
⑵    ?カードは①として場に出すか、②としてポケモンにつけることができる。その他、場にある限り①②のいずれかとして扱う。
⑶    場にポケモンとして出ている?カードは以下のいずれかの条件を満たしたとき、カードを裏返すことができる。裏返した?カードは対戦が終了するまで元に戻すことは出来ない。
Ⅰ)?カード下部に記載されている数のエネルギーをつけており、バトル場でいずれかの数字のエネルギーを必要とする技を宣言するとき。(裏返す前にどの数字の技を使うか明確にすること。裏返した際にその数字の技が複数ある際は好きなものを選べる。)
Ⅱ)相手の技や特性などによってダメージを受ける又はダメカンが乗るとき。
Ⅲ)?カードが技の効果などによって技やポケモンを選択する対象になったとき。
  例)ミュウex「ゲノムハック」

・各プレイヤーは?カードをランダムに40枚選択し、その他20枚のカード(以下参照)と合わせて60枚のデッキを作成し対戦する。

カードリスト
?カード40枚
サポート15枚
・ホップ×3
・ジャッジマン×2
・シロナ×1
・フウとラン×1
・サナ×1
・とりつかい×1
・グズマ×1
・ボスの指令×1
・ククイ博士×1
・ビート×3
その他5枚
・ポケモンいれかえ×1
・あなぬけのひも×1
・ポケモンキャッチャー×2
・テーブルシティ×1



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?