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僕と娘と三菱重工浦和レッズレディース受け継がれるユニフォームとおはなちゃん

1.前段

前回とあることからご近所さんと一緒に「AC長野パルセイロ・レディース」戦を我が家で見ることになった。
23日当日、家を建ててからほかのご家族を招くなんてなかったので夫婦であたふた。
そんななか娘ちゃんは今日のユニフォームをチョイス。
娘ちゃん「今日は、菅澤優衣香選手と同じ番号のユニフォーム着るの~」
わい「え・・・ぱぱ9番のユニフォームお家にないよ・・」
娘ちゃん「あるよー。突然二階の妻の部屋へ・・・」
どや顔でほら。
取り出してきたのは懐かしい・・・原口元気選手の9番。
原口選手の個サポをやっていた妻。とっていたんだ・・・とほっこり。
早速着てみる娘ちゃん。で。。。でかい。

そしてふと思い出した。そういえば昔・・・妻の後姿を取っていたような・・・。

まさか・・・親子でこのユニフォームが受け継がれるとは・・・
感慨深いものがあり不覚にも目に汗が。。。
ありがとうJリーグ、100年構想も芽が出ているのではないか・・・と
ふと思う。
そしていつか、娘が親になったときに「1番 IKEDA」「9番 SUGASAWA」のユニフォームを受け継げるといいなと。
WEの文化が根付くことを願って止みません。
そしてふと思い出す。そういえば、わいもパッパからユニもらっていたなと。

福田選手のユニフォーム。
すっかり忘れてたけど。親から子へ。こちらも中々感慨深い。
パッパとは仲が悪いのですっかり忘れていたけど。。。
閑話休題。

2.A君家族襲来

A君ご家族がいらっしゃる。
こーゆー時の強い味方DOMINOピザ!!
もぐもぐしながら談笑も、なかなか打ち解けない子供たち。
わい「娘ちゃん、A君に選んであげたユニフォーム貸してあげなよ」
恥ずかしそうにユニフォームを差し出す娘ちゃん。
娘ちゃん「A君は男の子だからかっこいい形のユニフォームにしたの」
差し出したのは

ACLユニ、三菱のフォルムがかっこいいらしい。
そしてボソッと
私「私もユニフォームにお名前書いてほしいんだよぉ」
こればっかりは時代がね・・・。もしもファンサが再開されたらそんな機会もあるかもしれない。そんな機会があったらレディースの選手たちにもらえるかもしれない。。。
若者から貴重な体験と時間を奪うコロナ憎し。
A君もユニフォームを身にまとう。
A君「パパ、ママかっこいい?レッズの選手みたい」
うん。すごくかっこいいよ。
わい「(心の中で)そのユニフォームを身にまとっておじさんと一緒に浦和を追いかけないかい?」

3.試合開始まで

スタメン発表。
ツイッターでスタメンを見ながら、オフィシャルガイドを見る4歳児。
SNSを駆使し情報を得るとは時代を感じる。
A君に一生懸命「これは池田咲子選手、これは佐々木繭選手」等々話す娘ちゃん。
A君は「さきこちゃん、まゆちゃん」
っとちゃんづけで選手を呼ぶ。
どうやらA君の保育園では「〇〇ちゃん」とお友達の名前を呼ぶらしい。
うちの娘の保育園は「〇〇さん」とさんづけ、保育園が違うと教育方針がことなるのね・・・と痛感。
違う保育園のお友達ができてよかったよかった。

4.試合中の攻防

試合開始直後娘が何かに気づく
娘ちゃん「ぱぱぁ、とんすけ(清家貴子選手)の髪の毛の色が違わない?」
そういわれればそう見えなくもない。。。
前回の塩越選手といいよく見てるな・・・真偽のほどはわからんけど。
試合開始直後安藤選手の先制弾で幕を切る。

アウトにかけた見事なミドル。
テンションの上がるおこちゃまたちそれ以上にテンションの上がるオッサンズ。あきれる奥様方。
テレビに正木コーチが抜かれるたびに「がんばってー正木選手ー」と声をかける娘ちゃん。いつの間にかコーチから選手へ昇格。おめでとうございます!

21分瀧沢選手の同点弾。
意気消沈のオッサンズ、あきらめないおこちゃまたち。

娘ちゃん「おねがいよぉ~っていったらA君もおねがいよぉ~」って言ってね。

娘ちゃん「おねがいよぉ~」A君「おねがいよぉ~」娘ちゃん「おねがいよぉ~」A君「おねがいよぉ~」娘ちゃん「菅澤選手おねがいよぉ~」A君「おねがいよぉ~」
中東のチャントのように聞こえてきた。

5.願いが届いた

中東のチャントのような呪文が鳴り響く我が家。
あきれる妻たち。
そんななか28分、娘たちの中東チャントが届いた!?のか菅澤選手の逆転弾。
わい・娘ちゃん「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
と絶叫。
奥様「親の言動を一番見てるんだから気をつけろって言ってんの」
怒られるわい。
菅澤選手のゴールで狂喜乱舞する娘ちゃん。
よくわかってないけど興奮するA君。
A君。それでいいんだ。推しのゴールは踊っとけ!!

6.一進一退の攻防

35分オウンゴール
娘ちゃん「ふわっとしてる。。。」
わい「(心の中で)あ・・・これもよく言ってるやつ・・・また怒られる・・・」
ここは何も言われずにセーフ。
ここから一進一退の攻防。
攻め込まれるとお決まりのテレビにもうプレス。
池田咲紀子選手を意地でも守りたい4歳児。
わけもわからずソファーからテレビまでの上下動をさせられるA君

A君すまんな。若干教育方針を間違えたかもしれない。。。

7.劇的な幕切れとおはなちゃん


首位INACに食らいつくためにも勝ち点1は許されない。
もうだめか・・・諦めかけたその瞬間。
スローインからのクロス→菅澤選手が落として高橋選手のゴール!!!
キターーーーっと言う前に今までおとなしく試合を見届け、娘に翻弄されていたA君が突然叫ぶ
A君「おはなちゃーーーーーーーーーーーーん!!」

一同「(心の中で)おはなちゃん!?はなちゃんでは・・・まぁいっか」
こうして高橋はな選手はおはなちゃんになりました。

8.次節聖地こまにゃ戦


わい「A君好きな選手できた?」
A君「おはなちゃんとゆいかちゃんとまゆちゃんと私ちゃんの好きなさきこちゃん」
わい「(心の中で)やっぱりおはなちゃんなんだ・・・」
お土産に高橋選手のキーホルダーをプレゼント。
また、ボルテか現地で買わないと。

試合の余韻に浸りながら、
「次節何時にしますかぁ」
「ユニはこっちで出すのでいいっすよ」
「チャイルドシートだけおねがいできますか?」
みたいな会話をしていたら突然奥様方
「私たちのチケットってとってあるんだよね?」
ふぁ?・・・行く気あるのか。。。
全然いいんだけど。。。
というか来てくれたほうがね色々都合がいいから。。。

9.雑感


冒頭に記載したユニフォームの件、といい今回のようなサッカーを通してのご近所さんとのお付き合いが増えたこと。
確実に人生の彩りができている。ありがたい。
娘の次の代に「1番 IKEDA」「9番 SUGASAWA」を引き継ぐことが僕たちサポーターの使命なのかなとおもいました。
少しずつ輪を広げていきましょう。WEリーグ。
そして「木の上に立って見ると書いて親」この子達がどんな大人になるのか…見届けたいと思います。

今回も長文駄文失礼いたしました。
※あてにならない試合分析的なものはツイッターでやるので興味ある方がいればぜひ。


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