計画無痛分娩 当日

ついにきた〜
待ち遠しかった、早く生みたかった、
だってお腹パンパンで逆流性食道炎ぎみで
悪阻もちょっと残ってるから匂いでダメなものも多くて、
とにかくパンパンで苦しかったから
だから早く生みたかった
あと6ヶ月目くらいから頻尿で夜中2.3回起きるし
案外重要な、仰向け寝!
寝姿勢ほんと〜に苦慮してた
抱き枕とか駆使してたけどおなか潰れないようにくっと前に出して、とか右下ばっかりだけど左下はなんか苦しいんだよなーとか
なんにも考えずゴロンと仰向けで練れるのけっこう幸せなことだったんだね涙

赤ちゃんも元気そうな状態で、そして家に居てくれてる家族も元気で、当日を向かれられて良かった。

当日は朝5時に起きて、分娩室の横のナースステーション内にある小部屋に移動
水とかゼリー飲料とか、あとスマホとイヤホン、あとアイマスク(これ重要。ずっと上むいて蛍光灯みてて眩しくて目が疲れるから。基本的にずっと付けて人と話す時はおでこにスライドして付けてた感じ)をバッグに入れて部屋を出発

私は無痛分娩ということで、繊維のないゼリーや水は自由とのこと。
前の病院では嘔吐のリスクがあるからという理由で水も禁だった。点滴してるから水分は足りているはずなんだけど喉は乾く。喉乾いた、水もダメか?って言ったら氷を口に含んで、でも飲まないで吐き出してもらう。という手法だった。なので面倒だから諦めてた。
病院によってぜんぜん違う。

それでは処置開始
昨日からずっと流している水分栄養みたいな点滴は継続
あとは昨日とったルートから麻酔を早速流していく〜
そして6時と7時に錠剤の、なんか子宮口を柔らかくする薬?みたいなのを飲む。
あとは医師の内診。まだ子宮口そんなに開いてなくて固いね〜みたいな。

そういえば前日に子宮口を徐々に開く手段としてなんか棒を3本子宮に入れてた。子宮の水分を吸って膨らむらしい。タンポンが苦手な私は夜の間も違和感とほーんの少しだけど鈍い痛みがあって不快だったな。これを外してもらった。

ここから先は時間ごとに追加されていく処置を行い、経過を見て、どの処置も陣痛促進のきっかけになるものだから、人によって陣痛が進んだりするようなそんな経過を追っていく感じになる。

私は朝の錠剤でそんなに陣痛促進されず、予定通り次のステップ。8時頃かな?点滴の陣痛促進剤を入れた。

あとは、その前か後かは忘れたけど医師の処置でバルーンも入れた。あと尿道カテーテルも入れた。麻酔が効いているから痛くない、本当に良かった。逆に麻酔なかったらこういう細々とした処置も痛いもん。むりむり。。。

ちょいちょいいろんな処置を行う間、ゴロンとして目を瞑ってラジオを聞いたり聞かなかったり、ゼリー飲料を飲んでみたりしていたけれど。眠いのに深く気持ちよく眠りに入れるわけではない、という昨晩からの状態が続いていたな。ずっとモニターの赤ちゃんの拍動と点滴の音が聞こえているし。なんか疲れてる。

陣痛促進剤を入れてからは、しばらく何も起きてないなーという体感だったけれど、今思えばお腹の張りは明確に出現してきていたな。

麻酔を入れた状態で生理痛の軽いのが5分おきくらいに来ていて、看護師さんが来てくれたときに報告したけど「痛みは余裕です〜」くらいで言ってた。麻酔を増やすかきかれたんだけどまだ大丈夫そうですけど。。。と答えてしまったんだよなこのとき。このときさっさと増やしてもらえば良かった。

麻酔入れた上で痛み出てきてるんだからよく考えたら本格的な陣痛だろう。看護師さんのリアクションが涼しかったので私も引っ張られて余裕こいてたw

そのあたりで医師が内診したらパリっと破水。でも医師もだいぶ涼しい顔をいつもだけどしてるのでw「破水したからお産進んできやすくなるね〜」と立ち去る。

10時代はこんな感じで。10時半に、破水したから来て〜と夫に連絡入れてた。
11時すぎに到着してくれて、ちょっと状況を話してこのときもまだ生理痛くらいのが〜と、余裕。
その部屋に夫は長くいられないので少しお喋りして夫は私の病室で待機。

おやおやなんか痛いぞ?となり
見返したら
11:30から陣痛カウンター付けてた。
2分おき、20秒くらいの陣痛

痛みが増してきたら麻酔を足すから。でも麻酔が聞くのに15分かかるから。早めに言ってね。と言われていたので、この辺で麻酔を足してもらう。

でもちょっと経って麻酔が効いてきてるはずだけど痛みも増してる。そんなことを看護師さんに話しつつ麻酔も随時増やしてもらってたんだけど。

12:00
この辺で子宮口8センチということで分娩台へ移動。
そして、痛い痛いと騒ぐ私。

おそらく自然分娩の方の痛いのと天と地ほどの差はあれど、私は無痛を選択しているので「無痛になってないです、めちゃ痛くなってきてます」と麻酔を足してもらえるよう必死のアピール。
痛い間はがんばって吐く方をとくに意識した深呼吸してた。その時に分娩室に夫もやってくる。
そうするうちに麻酔は随時増やしてくれていたので、痛みが頭打ちになり、「でもまだ9割痛み残ってます」とか言いながらまた増やしてもらって、深呼吸、いつからか痛みが無くなっていった。良かった〜

ホームページで無痛分娩と書いてあったけど看護師さんがみな“和痛”分娩と言っていて、うかつにもあまり確認しないまま入院後にその病院の方針を確認。
完全なる無痛だと陣痛が進まなすぎるからちょっと痛みを残すようにコントロールする方針だったらしい。
でも、私は経産婦であるため経産婦ならではの図々しさを発揮し「痛い、増やしてくれ」と根気よくリクエストした。所見的に問題なくだめですとも言われなかったので良かった。

それで、ちょいちょい内診してもらって赤ちゃんがだいぶ下りてきたところで看護師さんに指導を受け「いきみ」のスタート。
痛みの波が来たら息を思い切り吸って→止めて、分娩台の棒を握ってうんちするみたいにいきむ、なるべく長く→我慢できなくなったら吐いて、またすぐ思いっきり吸っていきむ→この「いきむ」を3回やる。
痛みの波が来るたびにこの3回セットをやる。
かなり大変でした。
苦しい苦しい。
すぐ終わると思ったけど
「いったい何百回やるんだ〜?」という感じ
心臓も腕も気力もだんだん疲れてくる
夫は横で立っていきみのときの頭持ち上げるの手伝ってくれてた。

看護師さんのフェイスシールドにうつる光景を観察していたのだけれど、自分の代わり映えのない陰部がひたすら映っていて、、、赤ちゃんの頭の髪の毛とかそのうち見えてくると思ったのにぜんぜんだった;
かなりやった感が出てきた頃にようやく、奥で10円玉くらい髪の毛見えてきてるよ、と教えてもらう。
まだ、そんだけ〜?という感想。
いきみは1時間ちょっとやったかなー。
そのうち赤ちゃんの心拍が弱くなって来たことを医師がチェック。
「吸引しましょう」となりました。

けっきょく吸引か〜い

一人目を別の病院で生んだ時は、本当の無痛で、いきむことも2回セットくらいしか行わなかった。それで、なんか状況もよく分からず吸引されて出てきてて、おお〜何もせず終わったぜって感じだった。

病院によって生まれるまでにとる手段がいろいろ細かく、違うのね。
なにはともあれ吸引でもなんでも無事に生まれてくれて私も楽になれたからそれでいいっす。

生まれた瞬間の喜び以降はまた次回に書こうっと。


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