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2024年はSJが熱い!!(SFの注目トッププロスペクトTOP3)

ん?お前SFファンだよね?誤字ってるよ??

大丈夫です、SJで合ってます。SJとはSF傘下のマイナーリーグのチームであるLow-A級のサンノゼ(San Jose)ジャイアンツのことを指します。そのSJの2024年が熱い!ので注目選手をご紹介します。

ライネル・アリアス


見てください、この圧倒的な成績を。SO%は14.5でBB%は22.0(逆じゃね?)、そしてwRC+は脅威の230です。Rk級のしかもDSLとはいえこの成績、まだ17歳の彼は元選手であり現在はダイアモンドバックスのドミニカ担当スカウトである父の下で育ち、2023年に球団野手史上2番目の高さである2.7MでSFと契約しました。(1番目は知らん)
懸念点があるとすれば怪我の影響で16試合にしか出られなかったことですね、それでもDSLが終わった9月後半〜10月にはinstagramでゲーム形式でのバッティングをやっていたようですし元々そこまで重い怪我ではないようなので安心です。
2023年はDSLなので順当にいけば1つ上のレベルであるACLに進むはずなのですがここまで圧倒的な成績ですとライバル球団LADのプロスペクトであるデ・ポーラが同じようなステップで2023年にA級でスタートしましたのでアリアスもそうなると思います。
2024年A級となると18歳の彼は3歳ほど年上の相手と対戦することになりますが2022年のSTで当時16歳の彼が当時23歳の球団トッププロスペクトであるメイソン・ブラックから2塁打を放ったのでそこまで苦にしないのかもしれません。
マイナーSTといえども周りは2,3歳上ばかりの中、長打を含む複数安打や強肩を見せています。
DSLから2倍以上試合数が増えるLow-Aでまずシーズン完走、そこからどれだけ成績を残せるかが期待です。

https://youtu.be/eeUFtDzg36s?si=4Oka9WtvgMvi1f-r

https://x.com/pabloariaslugo?s=20


↑アリアス父のXアカウント

ブライス・エルドリッジ

 2023年ドラフトの1巡目の高身長の(元)二刀流選手。ドラフト後8月からRk級のACLで野手として試合に出始め、16試合で5HR,OPSも1超えと高卒ながら早速結果を残します。その後8月下旬からA級に昇格しまずまずな成績、特に高校生ながら110mphを超える打球速度を放ったパワーは遺憾無く発揮されています。
さらにさらに今年の公式プロスペクトランキングでTop100に入るとその中で高卒なのに平均打球速度5位になってしまいます。


ドラフト時は憧れの大谷のように二刀流選手として指名を受けましたが、SFは彼を野手メインで育てていくようです。確かに彼の長打力は魅力的ですしそこを伸ばした方が成長面でも怪我の面でもリスクは低いのでしょうがそれは日本にいた大谷選手もよく言われていたもので、自分としては残念でなりません。まぁ高校球児だった大谷の時ほど投手能力は騒がれてなかったのでしょうがないのかもしれませんが…(ドラフト時の投手評もSFにあってそうだったし…)
マイナーSTではあの今永からHR!!それ以外にもHRや逆方向に長打を放つなどもう上で7番くらい打たせてもいいんじゃねえの?と思ってしまうくらい活躍しています。
ということで今年の成績が楽しみですね!!まずはシーズン完走(プロスペ全員そうや)、将来的にはボンズレベルでスプラッシュヒットを量産する打者になって欲しいです!(期待大)

ウォーカー・マーティン


"2023年ドラフト2巡目52位指名、6'2という恵まれた体格と優れたバット軌道で長打を量産する左打者。スピードや肩はSSに残れるポテンシャルを持つがその体格から将来的に体重が増えて2Bや3Bに転向するだろう。"

まぁ去年出場してないからテンプレ紹介になっちゃいますね。
ドラフト前の春に背中を怪我したので無理をさせないように出場しなかったようです。マイナーSTに参加しており、3本ヒットを打った試合など結構やれてるらしいです。
まず彼に関してはシーズン完走すること(3回目)、あとできればSSを守っていてほしいですね。ロスター見てる感じ移動するなら2Bの方が競争は少ないように見えるのでせめてそちらに…
今年やっと彼のプロキャリアの公式戦での活躍をみれるのでとりあえずワクワクしてます(最初はLow-Aではないかも…)


他にも…

とりあえず最近のSFファンに注目プロスペクト3人あげろってなったら上の3人になると思います。(ハリソン、ルシアーノはもう卒業みたいなもんで)
3人の特徴としては野手であること、そして入団年齢が若いというところです。
長年投手を育てるのはまぁまぁうまくいったSFですが自前の生え抜きレギュラー野手はなかなか育ちにくい環境にあります。(2010年代が目立ってるだけ)
現に開幕試合に出場した投手4人のうち3人は生え抜きであるのに対し、スタメンで生え抜きなのはベイリーただ1人です。そこで上の3人がそれこそ2010年代のポージー、ベルト、クロフォードのようなスター野手に育つことを切に願っています。(彼らは全員大学出身ですが…)
またLow-Aでは他にも去年のドラフトで指名されたアフナ、フォスターやヒットツールに秀でたディエゴベラスケスなどプロスペクトウォッチャーの方々必見のチームになっております!!SFファン的には打撃コーチがトラビスイシカワなのも楽しいポイントです。
なのでお暇な方、ぜひSan Jose Giantsの試合みましょう!!MLB.tvで見れます!!

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