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もっと筆まめになりたい。いつか雑誌で自分のコラムを持つことが最近の密かな夢。

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  • 気が向いた日の日記

    突然なんとなく書きたくなった気持ちを残してあるだけのマガジンです。

  • #朝活読書部 読書記録

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    #朝活読書部 で読んだ本を記録するマガジンです。

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ワールドカップは想像を超える、世界が注目するお祭りだった。コロナ禍を越えたひとりの大学生がカタール現地での熱狂に感動して涙した話

2022年11月。サッカー日本代表の活躍に、日本全国が湧いたことがもう今から半年以上も前のことだなんて正直信じられない。当時はサッカーをあまり知らない友達ですら日本時間の夜中にテレビやAbemaTVの中継を見ていて、その興奮をストーリーに上げていたし、みんなが三苫に夢中だった。それぞれがW杯期間を楽しんでいる様子がSNSに溢れていて、ああやっぱりスポーツは最高なんだ、なんて思っていたりした。 そんな中、私は現地カタールでワールドカップの期間を過ごしていた。その時の熱狂的な体

    • 帰省の葛藤

      僕は出来が悪い。地元に帰ってくるとそれを実感して胸が痛い。今年も年末年始の帰省時に自分の部屋を掃除して出てくる、点数の悪いテスト、成績表、悩みを書き殴ったノート。子供の点数を上げるために塾や通信教育にこんなにお金をかけてくれてたんだなと、今働く立場になって、お金の勉強をして尚更痛感する。 生きるって難しい。だってその当時の私は必死に生きてた。高校になって勉強することがつらくなって、でも逃げられない学校生活と受験勉強に向き合ってたつもりだった。それまで優秀だと言われ続けた過去

      • 今を堅実に、過去を大切に、未来の自分へ種を蒔く。2023年を振り返って

        ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ――。 学校帰り、駅前の本屋で1冊流し読みをすることが日課だった高校時代。なんとなく気になった本を手にとる毎日の中でひときわ視線を持っていかれた本があった。タイトルは「僕は勉強ができない」、ちょうど勉強に苦手を感じはじめた時期と重なってその本はタイトルから心に深く突き刺さった。 その本は短編集で、いくつかの章に分かれている。主人公として描かれる秀美くんは偏見や哀れみ固まりきった常識を厭う。だ

        • Instagram完全初心者のわたしが「インスタサミット」に参加したら全然知らない世界だった話

          突然ですが、先日開催された「インスタサミット2023」というイベントへ参加された方も少なくないのではないでしょうか。 わたしもそのひとり。普段はとある旅行系企業のインターン生としてInstagramアカウントを運用しているものの、このご時世にもなってSNS全体に苦手意識を持っていた大学生です。どのようにフォロワー数を”爆伸び”させるのが良いのかの正解が分からないまま日々の発信を続けていました。 また、個人でも「何かしら発信したい」という思いがあるまま、初動はどうしようか、

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        ワールドカップは想像を超える、世界が注目するお祭りだった。コロナ禍を越えたひとりの大学生がカタール現地での熱狂に感動して涙した話

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          TABIPPOを卒業しました!

          お久しぶりです。アカネです。 題の通り、2022年をもってTABIPPOのインターン生を卒業しました! まだいたのか、って思う方もいるかもしれませんが(笑)本当に長らくお世話になりました。最初にTABIPPOに関わったのは2018年5月、私が大学1年生になってすぐ。前年度に福岡で活動していた従姉の影響で知った学生支部の説明会へ行ったことが始まりでした(会場はスマイルアース、懐かしい)。あれから4年半、とても長い時間が経ったことを改めて感じます。 4年半、数えきれない、書

          TABIPPOを卒業しました!

          月刊じぶん記録|2020年7月

          7月が終わる。7月ってこんな、「別に暑くもないけどなんだかジメジメする」月だったっけ。去年の写真を見ても半袖だし、たくさん遊びに行ってるし、今年が異色すぎてなんだか変な感じがする。わたしにとって8月ってのはすこし特別な月だから、どうせくる8月は真夏で雨なんて降ってなくて、蝉と蛙がうるさすぎるくらいに鳴いててほしかった。さっそく明日の天気予報に雨マークを見つけて、なんだか肩透かしを喰らった気分になる。 先月からはじめたこのnoteの月刊記録は実は7月31日の今朝やっとその存在

          月刊じぶん記録|2020年7月

          月刊じぶん記録|2020年6月号

          6月。あいかわらず長くて、でも短くて、ひさしぶりに友達と会えて、でもまだ全然会えなくて、楽しいけどもどかしい、そんな感じの月だった。あいかわらずオンラインで授業を受けて、ゲームして、勉強して、飲んで、課題して、ゲームして、飲んで、飲んで。の繰り返し。居酒屋で適当にまとめの文章を付け加えて期限ギリギリに出したレポートはS評価で、特別がんばった課題はB-評価だった。人生しょうもな、で片付けたわりにはなぞのショックを引き擦って、また次の飲み会で荒んだりした。 6月が終わることはな

          月刊じぶん記録|2020年6月号

          就活アンチの心を一旦鎮めたい

          「とりあえず1日100人と名刺交換すればいいんかなあ」喫茶店で自己分析をしていると会社員2人組が隣のテーブルに座った。月曜の昼下がり、まだぴっちりしているスーツに身を包んだその2人の表情は誰がどう見ても明るいとは言えなかった。会社や同僚の悪口を永遠並べる2人の真横で、どうやって自分の輝かしい未来を想像しろって言うんだ。絶賛就活中のわたしの気持ちにもなってよ、と心の中で呟いたSOSは届くわけもない。どうもこのまま座っていても就活に気持ちが向かなそうなので、そっぽ向いて拗ねた心で

          就活アンチの心を一旦鎮めたい

          月曜25時のFM93

          「こんなのんびりすること滅多にないですよ」売れっ子の芸人がワイプで話してる夜のワイドショー。そうだよなあ、と繋いだ電話の先、同じ番組を見ている幼馴染の彼が呟く。日々コロナ禍の話題ばかりのテレビと携帯を交互に見ながらナッツをぼりぼりして、今日も全世界ひまそうだね、とふたりでにひひと笑う。 じゃまたね、と電話を切ってからその日は久しぶりに湯舟に浸かった。FM93に合わせて適当につけたラジオからはオールナイトニッポンが流れていた。パーソナリティは菅田将暉。ラジオは高校時代にセ

          月曜25時のFM93

          2年間TABIPPO学生支部に懸けた私が大切にしていた10のこと

          ご無沙汰しております。 先日…というかもはや2か月も前の事ですが、私達、第10期TABIPPO学生支部の最終イベント「BackpackFESTA2020」が全国9都市で無事開催され、1年間の活動に幕を下ろしました。 当時はコロナウイルスの話題が世間一般へ広がりはじめた時期でもあり、運営や集客の面で大変な期ではありましたが、この大きなイベントを今年もやり遂げられた成果や達成感は何物にも代えがたいと思います。 ご来場下さった皆様、関係者皆様、本当にありがとうございました。

          2年間TABIPPO学生支部に懸けた私が大切にしていた10のこと

          サマー・イズ・カミング

          カーテンを開けるととっくに明るい青空が広がっていた。他愛もない話を何時間も喋り続けた電話をやっと切る気になってから、1限がテストなことを思い出して青ざめた朝、7時。猶予は2時間。 仕方なく準備をして学校へ歩き出す。耳にねじ込んだイヤフォンからは聞き飽きた夏の定番ソングが流れてくる。どこかの大学付属高校のプールのフェンス横を通る通学路、鼻につく塩素の匂いはやっぱりなんだか甘酸っぱい。水泳部が水の中で躍動する音が聞こえる。風が吹いて、水滴が少し飛んできた気がした。 あんなふうに

          サマー・イズ・カミング

          【書評】リーダーは、弱くてもかまわない。

          神保町の古本屋街と高円寺の古着屋、渋谷のカメラ屋。出会いに溢れている場所個人的トップスリー。この本も例に漏れず、ある日の神保町の一角で目が合って出会い、購入。何を隠そうタイトルは今回読んだ本のオビに書いてあった言葉だ。 読んだ本はこちら。Amaz●nの回し者ではないです。 ちなみに神保町価格で500円。浮いた500円は古本屋帰りのカレーに消えた。 すこし話は逸れるが、リーダー論の考え方なんてこの世に数え切れないほどあるし、きっと人間の数だけある。どの本を読むにしても、誰

          【書評】リーダーは、弱くてもかまわない。

          いつか遠くない先の未来、小さな決断をした日の夜を思い出して泣きたいだけなのかもしれない

          珍しく結論部分から書き始めた昨年度を振り返る文章、これってもしかしなくてもただの自己満じゃね?みたいなものが昨晩出来上がって、出来てた文章を1回半分消して後悔した夜中2時半、なんかよくわからんけど人生ってこんなもんな気がする。よくわからんけど。ちなみにこれはその振り返りの文じゃなくて、消した後に気の向くままにガーッて書いたもの。 まあ簡潔に言うとわたしは今日、1ヶ月前のわたしが恐らく想定していなかった方の未来を選んだ。そっちの方が破天荒で先が読めないし正直言っちゃえばリス

          いつか遠くない先の未来、小さな決断をした日の夜を思い出して泣きたいだけなのかもしれない