表現の自由を守りたい漫画家の無責任さ:創作のための時事勉強会64
※注意
本記事は時事的問題について、後で振り返るためにメディアの取材や周囲の反応を備忘録的にまとめたものです。その性質上、まとめた記事に誤情報や不鮮明な記述が散見される場合があります。閲覧の際にはその点をご留意ください。
事例概要
発端
※これ自体はいつものバカ丸出し。ゾーニングの意味も知らないし、歴史上繰り返されてきたと語るがその実例も何も出したことはない。表現の自由を守ると公言する漫画家がこの程度なのはもう今更なのだが……。
※無責任さを明確化する発言も出てきた。
当初の私見
※「規制されるとこうなるぞ」と危険性を示す意図で出してきた漫画の表現を即座に「あり」と考える適当さ。表現の自由を守りたいと語る人間のそれではない。
反応
※森川ジョージは日本漫画家協会の常務理事。ちなみに山田太郎に追従した赤松健も同じ常務理事。
※この発言の数日前、水着撮影会で問題を撮影会側が自身で解決できなかったので公園側が新しいルールを制定したという記事が出たばかり。
※漫画に関する規制というのなら、教育現場から『はだしのゲン』が排除されつつある(しかも広島で!)事例もある。こうした事例がある中で森川が出してきたのがあのバカバカしい落書きだということを忘れてはいけない。
さらに無責任を重ねる
※理事という立場で創作表現と規制、ゾーニングについて無知なのは無責任と同義。無知であることを利用するある種の「無能の武器化」か。
個人見解
ゾーニングの意味も理解せず、批判者の意見を曲解する連中が多いのはとうの昔のことなので驚きはしない。それがベテラン作家であろうとも。今回の事例で重要なのはこうした人間の無責任さが、明確な形で表現されていることだろう。まあそれだって「明確化した」以上の意味はなく、無責任なのは分かりきっていたのだが。
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