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活字を組んでいたころの誤字

誤植の由来

印刷物での誤字・脱字などを誤植と言いますが、
その言葉はもともとは「活版印刷や写真植字で間違った活字を植字してしまうこと」を指していました。

つまり活版印刷における、組み間違いによるものだったんですね。
昔はハンコのようなものを一文字ずつ組み合わせて印刷していたわけなんですが、
そう思うと、活字を組む仕事というのは非常に責任重大ですね。

自分は研究の中で古い資料に目を通す機会もあり、
著作権が切れているような古い記事は活字印刷なわけですが、
思ったより誤植を目にすることって無いなと思います。

パソコンで文字を入力すると、もう本当に誤字脱字のオンパレードです。
論文を書いていても地味に苦労します。
何回読み返しても、誤字が見つかってしまう…!何故なのか…!
決定稿はいつになるのか…!(笑)

パパパってキーボードで打ち込むよりも、一文字ずつ組み合わせる作業の方が、間違えにくいのだろうと単純に思います。
それでも順番が逆になっちゃうとかはあるんでしょうけど。

しかも日本語なんて、漢字もカタカナもある…!
それでこんなに正確な印刷物を生産し続けていたのはすごいなと感心します。

でも最初は大変そうだけど、慣れたら活字を組むのちょっと楽しそう。


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