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物思わぬ秋

今朝ごはんを食べ終わってもまだ時間があったので
単行本を広げてボケーッとしていたら
ちらっと視線を投げかけた長女に二度見されて

あ?今二度見したよね?
なんで?

って聞いたら

なんだかママ、キモイからだよ

って
ああ呆けていることって
小野小町じゃないけど
色にいでにけりなんだな
ものや思ふと人の問ふまでって
そのまんまやんって笑ってしまったけど

古典っていうのは風雪に耐えて色褪せないから
古典になり得たんだなって
暗記ばっかりやんってうんざりしてた古典だけど
50にもなってふと口を突いて出てくるんだから
ありがたいなと古典の遠藤先生には感謝だ


最近は去年みたいにはガンガン突撃できなくて
でもまあ、傍目に見たらライブは月に2回のペースで行っているし笑
十分でしょうと思うかもしれないけど
去年は思うよりも先につま先が一歩を踏み出していて
何をしているのか何が起きているのか自分でもよくわからないまま
とにかく自分を運ぶ偏西風に乗っているみたいだったけど

ふと思ってしまう

そして知っている

思考が普通はなんて常識を連れてきた暁には
カテナチオ守備的な布陣をとった左脳が
行動に正解を求めだすと
私の旅が終わってしまうことを

そうやってインドからの旅を終えたし
音楽とともにあることを否定したし
高円寺に背中を向けた

いかんいかん
遺憾なんていい出したらオシマイやで
考えるな行動しろ
自分で自分のお尻をスパンキングして
物思いにふけりたがる自分に蹴りを笑

蹴り上げると言えばKREVAさん
今夜という曲を貼り付けます






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