山岡、山本以外オリックスの先発陣

どうも赤星豊です

noteデビューしました

今回は取り上げるのはオリックスの先発陣であるが、山岡泰輔と山本由伸以外の投手についてです。最後まで読んでくれたら嬉しいです。


山岡と山本は去年からオリックスの投手陣を引っ張る役割を担っており、山岡は最高勝率、山本は最優秀防御率のタイトルを獲得した。今年は山岡は脇腹の怪我で離脱したが復帰したら予想通りの活躍をしてくれるはずだ。また、山本はここまで3勝1敗 防御率2.21 奪三振39 WHIP0.71 で奪三振を与四球で割ったK/BBは驚異の9.75とリーグでも圧倒的な数字を残す程のピッチングをしている。さらに、7月12日の日本ハム戦ではリーグ一番乗りの完投勝利をあげた。

しかし、今回はその2人以外の投手に注目していきたい

何故その2人以外なのかというと

この2人の凄さは言うまでもなく、去年からこの2人以外のスターターで勝てないことがオリックスの課題だからだ。

この2人以外で勝てることが今の現状の打開、これからのオリックスの将来の命運にかかわることなのです。なので現状の先発陣5人をみて上記の課題がどう進展いるかみていきたいと思う。

田嶋大樹 29

1人目は田嶋大樹だ田嶋は2017年ドラ1の3年目の高卒社会人投手(佐野日大ーJR東日本)。切れ味抜群のストレートとスライダーやカーブ、ツーシーム、チェンジアップと多彩な変化球を操る本格派サウスポー。1年目から6勝をあげるがその年の怪我もあり、2年目の2019年は3勝4敗と本来の実力を出せなかった。今年の春先、この田嶋が今年3番手となる可能性をもった選手となると大きな期待をしていた。その期待に彼は応えていると思う。

ここまで先発5試合で1勝1敗とあまり勝ててないが防御率2.27 WHIP0.88 被安打.161と素晴らしい成績を残している。右打者被打率.194、左は.120と打者関係なく打ち取れていることがわかる。奪三振率が低いが、BB/9 2.84 でHR/9は0.28と山本に匹敵する値だ。

オリックスが6連敗したロッテとの6連戦でも5回途中を投げて1失点、この前の土曜日のソフトバンク戦でも柳田の特大のソロ、松田のタイムリー二塁打を浴びて負け投手となったが、8回を投げて奪三振8被安打4失点2と試合をつくった。

彼は山岡がいない中でも山岡の役割を担い、大きな仕事をやってのけている。勝利に繋がっていないのが惜しい。あの打線で繋げるのは難しいことは分かるが

以上のことを踏まえると田嶋は去年から課題となる3番手以降の勝てる先発(実際には勝ててない泣)となりつつあるといえるだろう。怪我することがないことを願って、これからも彼のピッチングを見届けていこう

鈴木優 68

2人目は6年目の鈴木優だ。2014年ドラ9の下位指名で雪谷高校からオリックスに入団した。元々抑えとして2軍で投げていたが、去年から先発として投げて結果を残し、冬にプエルトリコでTー岡田と漆原とともにウインターリーグに参加した。

そして2020年、彼の今季初登板は唐突なものだった。先発の山岡が3球を投げた後左脇腹に違和感を覚えて降板。それを受け継いだ形となった。十分に準備出来ていない中で彼は3回を投げて2失点とまずまずの投球をし、プロ初ホールドを記録した。

これをきっかけに彼は7月1日の西武戦で先発投手に抜擢された。山賊打線有する西武に圧巻のピッチングを披露。高いリリースポイントから放たれる右打者の内角をえぐるようなツーシームと大きく縦に割れるスライダーとフォークを武器に5回を投げて7奪三振 与四球2 無失点でなんと被安打ゼロ。この試合は彼のピッチングの勢いを受けてか6回に6点をとる猛攻で勝利。彼はプロ初勝利をあげることとなった。7連敗後ということもあり、この彼の力投がチームに大きな力を与えたように思える勝利だった(実際西武との6連戦は3勝3敗と5分とした)

次の日本ハム戦では7失点と崩れ負けを喫し、この前のソフトバンク戦でも1失点だけだったが負けがついた。しかし、どちらの試合も失点した後の回は続けて失点するということがなかった。両方とも流れを渡さないという気持ちが強く出ていた登板であった。また投球を見た感じ日ハム戦よりソフトバンク戦はいい球がいっていたと思う。

鈴木はここまで防御率5.00と良くはないが奪三振率は9.50と高い。また彼には他の若手選手が持っていないようなゲームメイキング能力を持っているように思える。そこが私が彼を高く評価している点である。彼は田嶋の次、4番手としての投手としての素質は備わっていると思う。彼にはこれから多くのマウンドを踏む上で自らのゲームメイキング能力を十分に発揮してほしいし、勝ちに繋げてほしいと心から思っている

アンドリュー・アルバース 27

3人目はアルバースだ。2018年にマリナーズからオリックスが獲得した助っ人外国人投手だ。テンポの速い投球で相手を手玉にとる技巧派だ。アルバースはここまで1勝2敗 防御率3.48 WHIP1.11と悪くはみえないがQS率25%とゲームをつくれているかというとそういう訳ではないというのが残念なところだ。

しかし、ここまでのアルバース、奪三振力がやばい。なんと10.02で山本より高い(ちなみに例年が奪三振率6.00代)。対戦打者に占める奪三振率を表すK%でも26.4%と山本の28.1%と比べてもいい勝負。これでいて20.2回を投げて与四球5と四球もそんなに与えていない。なのにゲームをつくれていないのが現状だ。

BABIPをみてみるとアルバースはなんと.500と非常に高く、運が悪かったといえるかもしれないが、ロッテ戦では3被弾、ソフトバンク戦では3.2回を被安打8と本人の調子もかなり悪い。また、ソフトバンク戦では本来の淡々と投げて手玉にとるピッチングも相手のファールで粘られて痛打されるというシーンがよくあった。

しかし、7月7日の日ハム戦は素晴らしいピッチングだった。7回を投げて8奪三振 被安打2 無失点と好投し、今季初勝利を飾った。テレビで観ていたこっち側から思い通りの試合運びすぎて怖さまであった試合だった。その試合は山本が投げている試合並に安心して観ていられた。

来日1年目の時には怪我でシーズン途中で離脱したがあまり調子の波が少ない投手だと思っていたが、今年は調子の波が激しい投手になりそうな予感がする。

まとめるとアルバースは奪三振能力は高く、四球も少ないが、ムラっけがあり、ゲームメイキングができるかが不安だというのがここまでの彼の印象だ。

しかし、彼の良さはピッチングだけでは計れないと思う。ベンチではチームメイトに声をかけて雰囲気を作る姿をよく見かける。そこからは彼の人間性の良さや熱い気持ちが伝わるし、何だか野球選手だけでなく教育者としての姿も見ることができる。教員免許を持っていることからファンの間ではアルバース先生言われているが、まさにフィールド上でも先生であると私は思う。野球以外でも魅力がある選手なのでチームに貢献出来るようなピッチングに期待したい。

あと4人目と5人目を紹介したかったところですが、想像以上に長くなってしまったので今回はここまでにします💦続きはまた別の日に書くことにします。

まとめ

1.今回は田嶋、鈴木優、アルバースについて          

2.田嶋は課題だった3番手になりつつある 

3.鈴木優は4番手になれる素質がある 

4.アルバースはムラっけがあるが奪三振能力があり、四球も少ない


そして、女優の新垣結衣が言っていると想像して下記の一文をみてください





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