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「さすが!お姉ちゃん」は桜の開花とともにやってきて・・

春ですねぇ。

新入学、新学年、子どもが一つ大きく成長する、そんな季節。

私の周りでも、ちらほら聞こえるこんな声。

「もう年少さん組になるから、できるよねー」
「ひとつお姉ちゃんになるから、泣かないよねー」
「わーさすが!●●組さんになる子はちがうわ!」
「●●組さんになるお姉ちゃん、そんなことするの?」
「もう小学生になるんだもんね、さっすが!」
「●●組さんになったら、もうできるよね!」

さすがお姉ちゃん!
さすが●●組さんになる子は違うね!

といった、よいしょよいしょした、ほめ方?声かけのオンパレード!
春の風物詩なのか・・??桜の開花とともにやってきたこれらの言葉。

いやあ、私が子どもの立場なら
こんなこと言われ続けたら、どうだろう。。

最初は子どもも「お姉ちゃんになる」「お兄ちゃんになる」ってうきうきうれしいし、モチベーションも高くなる季節。

わが娘も、4月から保育園で年少さんになるので、階段上がったお部屋になるし、リュックも背負って登園するし、上履きデビューもするから、テンションが高い高い!

でも不思議と、「保育園行きたくないー」も2週間ほど続いている。

子どもなりにこの季節は先生が変わったり環境が変わって、それだけでもちょっとしんどい季節なのかなあと思う。

たぶんそのうち、最初は「さすが!お姉ちゃん!お兄ちゃん!」と持ち上げられてほめられ?ていても、4月5月になってくると、、

「なんで、●●組さんなのにできないの?」
「もうお兄ちゃんでしょ!」
「もう小学生なんだから、一人で~~できるでしょ!」

と言葉が変わってきて、今度は「お兄ちゃんお姉ちゃん」レッテルで色々いわれちゃうんだろうなあと想像がつく。

保育園の先生まで、こういう風に持ち上げるのだから、子どもは大変だ。


ちょっと考えてみたい。

こんなよいしょよいしょな声かけ、

誰のためのほめ方、声かけ?


「さすがお姉ちゃん!」とモチベーション上げて頑張ってほしい。
「さすがお兄ちゃん!」と言って、イヤイヤ言うのを阻止したい。
「さすが●●組さん!」と言えば、喜ぶはず!

この気持ちが裏にあるとしたら、
この声かけ、
誰のための声かけだろう・・?

私も「さっすが●●さん!仕事が早い!」と言われたら、
あ、ずーっと早く終わるようにしないといけない!
遅かったら評価されないかも、認められないかも。
って思って途中で、「さすが●●さん」な私についていけなくなりそう。

いやあ、、褒めるってむずかしい。

難しいけど、子どもがしんどくなるようなほめ方なら、そうならないようにできるだけしたい。

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