見出し画像

コーチングを
もっと身近に感じてもらいたいな、
と思って書き始めた「コーチングと私」。

オレンジ、吹き出し、泡、Instagram、投稿 (15)


今日は娘との
日常について、考えてみたいなと思います。


第2子育休中の私は、
ビジネスとは程遠い生活を送っています。



朝起きて、ごはんの支度をして
次女のおむつを替えてお着換え。
自分の顔をささっと洗って、
独身時代は何個も使っていたスキンケアも
今はシンプルに2つ。
夫を送り出すと、保育園行くまでの間に
夜の料理の支度をして、
長女次女連れて保育園へ。
次女と公園で遊び、お昼ごはんを食べさせて
お昼寝させて、ちょっと休憩。
起きたらおやつ食べさせて、長女お迎え行き、
公園で遊んで、帰宅。
ワンオペでお風呂、ごはん、歯磨き、寝かしつけ。
で、私も寝落ちする。
気づいたら24時で、慌てて洗濯機を回す。



そんな毎日の、
どこに「コーチング」が活きてくるのか、、


・・・・ないっ!!!



TCSでコーチングを学ぶ前の私だったら
そう答えたと思います。



学んだ今、
コーチングの「コ」の字も感じなかった生活も、
今では、起きている18時間すべてが
「コーチング」が活きる時間と思えるんです。



人との関わりすべてに
「コーチング」が活きてくるから。


自分自身との関わりすべてに
「コーチング」が活きてくるから。


例えば、4歳長女のトイトレもそう。

トイトレでコーチング?

そうなんですよ、トイトレでコーチングなんです。


<シーン>
母は何回も「トイレ大丈夫?」と確認している。
娘は「大丈夫!出ない!」と言って公園で遊ぶ。
家の玄関の前で「おしっこ漏れそう!!」とじたばたする娘。
鍵を開けて、トイレに駆け込もうとしたら、便器の前でジャー。
「おしっこもれちゃった・・」という娘。
1歳の次女を抱え、買い物の袋も抱えている母。



この母が、自分だったら、どう反応しますか?


このシーンは、
私が自分自身で自覚してるんですが、
最も「イライラ」しやすい状況なんですよね。


イライラの原因は
・何度も言ったのにトイレに行かず結局漏らしてしまった
・漏れたら、着替え、洗濯、掃除が大変。仕事が増える。
・ワンオペで夕方~夜は一番バタバタするので時間の余裕がない。
・次女も見ながら、おもらし対応は本当に大変。


数え上げれば、
いくらでもイライラポイントは出てくる。。




そのままだと出てくる言葉は、きっとこうなるんです。
「なんで漏らしちゃったの~~!!」
「だから、行ったら?って何度もいったでしょー!」
「あ~あ、お着換えしなくっちゃ。お掃除もしなくっちゃ」
「はあ~~~・・・(溜息)」
「も~!次は絶対漏らさないでよね!」




でも、よくよくイライラポイントを見てみると、
「私」の都合でしかないんですよね。


・娘は漏らしたくて漏らしたわけではない
・私の感覚と違って、本当に直前まで尿意がなかったのかもしれない
・時間の余裕がないのは、大人の都合。
・そもそも、練習中。失敗だって、練習の一つ。
・漏れて困るのは、手間が増えるから、ただそれだけ。


そう考えると、出てくる言葉は
「あら、漏れちゃったね。そんな時もあるよね」
「お掃除、お手伝いしてくれる??」
「ちょっと、お掃除まで時間かかるけど、ごはん待ってね」
「次漏れないようにするにはどうしたらいいかなあ?」


そんな風に、
イライラを子どもにぶつける言葉ではなくて、
起きたことを受け止めて、子どもと一緒に考えるような
そんな言葉に変わっていく。


自分自身の言葉に
「思い込みはないかな?」
「本当に相手に敬意を持った言葉になっているかな?」
「イライラしてる本当の原因はどこにあるのかな?」
と問い直すだけで、
色々な気づきがでてきます。


コーチングは
相手との信頼関係を築くためのコミュニケーション。



ビジネスでも、何か相手が「失敗」した時に、
執拗に責めますか?

自分のイライラを
自分勝手にぶつけますか?


信頼関係を築きたい相手であれば、
受け止めながら、どうしたらいいか一緒に考えたり
話を聞くなど、コミュニケーションも工夫するはずです。


子どもと親も同じ。


信頼関係を築くためのコミュニケーションは
親は意識して、努力してする必要があると思うんです。


私にとって、トイトレは
自分自身の心のバランスを自分で整える
トレーニングになる場であり、
子どもへの声かけを頭をフル回転させて
考える、絶好のコーチング活用の場なんですよね。


日々、母トレです。


こう考えると、
コーチングって、
もう「コーチング」って言わない方が
いいんじゃないかとすら思えてきますが、
コーチとして活動する私がいっちゃいけないですね汗。


信頼関係を築く
その先にあるのは、
「幸せ」になるため。


幸せになるために、
誰かの人生が幸せになることを応援するために、
コーチングという名の学びを
続けているんだと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?