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第二回”ことば”に手繰り寄せられている(ひがめぐ)

「第一回のうにさん、飛ばしすぎでしょ!」
とビビりがとまらないチームの末っ子”ひがめぐ”こと「ひがしめぐみ」です。(ヘッダー写真を見て、自分の爆笑顔を冷静に見つめることになりました。恥ずかしいです)

第一回はこちらから。ぜひ会場で”良いひと”のお話を聞かせてください!

さて。いつか書くことになるであろうnoteのお題が決まってから、「運命のことば」を頭の中で考えていましたが、何を書いていいかが決められず…。むむっとした時間を過ごしていました。

どうしようもなく困り果てたので、休日の午前中アイロンをしていた母に聞いてみたところ、
「20数年前にテレビで言っていた言葉かな〜」と返されたので、著作権的アウトだろ、と一旦却下。

YouTubeを見ていた弟(13歳)にもインタビューしてみたところ、無視されたので(姉おこ)もっと却下。途方に暮れました。
「弟め」と思っていた矢先、隣の部屋から再び母の声が聞こえてきました。

「出てこないことが答えじゃないの?」と。
およ?と思い、聞き返してみました。

「めぐはいつも誰かから言われたことばで未来を決めてきたけれど、”誰”から言われたかが重要だったでしょう?」と。

なるほど、と母の言葉を反芻してみました。
進学先を決めた時、就職することを決めた時、就職先を決めた時、運命の瞬間にはいつも母が横にいました。

が、その「運命を決めたことば」をくれた人は母ではありませんでした。

ことばをかけられた後、雷に撃たれたかのように目の色を変えて動き始める娘に「あぁ、また始まった」と。
もうこうなってしまった娘には何を言っても聞こえないと諦め、ただ向かう先を応援する側に徹したのだと教えてくれました。
(いつも本当にありがとう)

母との会話を通して、私はどうやら「誰から言われたことば」かをすごく大切にしているのだなと気づきました。
そして、その「ことば」に手繰り寄せられて今を生きているんだな、とも。

まさに、運命のことばと出会うタイミングは偶然で、予測できるものではない…と展示のフィロソフィーかしら?と思うほどに、過去を回想していました。

でも、誰から言われたかを大切にしているからこそ、今こうしてこの企画に携わっているのだなとも思っています。

この企画に参加するきっかけは、約一年前心も体も壊してしまった時に、声をかけていただいたことがきっかけでした。

「今ひがしに必要なことは、チームの企画に参加することだよ。だから行っておいで」と。
強く背中を押してくれた「大切な人」の「ことば」があったからでした。

まさか普段名古屋で経理をしている私が、東京で企画展をすることになるなんて。誰も予測のつかない未来の先に今があるのです。

出会った言葉に手繰り寄せられて今がある。

だからこそ、この企画を通してふと目に止まった誰かの未来が少しでも変わるきっかけになったらいいな。

そんな思いを込めて準備を進めております。ぜひ遊びにきていただけたら嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました!


◼️ことばの赤い糸展」クラファン挑戦中です!

◼️イベント概要

ことばの赤い糸展
開催日:2023年7月15日(土)~7月17日(月祝)
場所:soko station 146
アクセス:JR 京葉線・りんかい線/東京メトロ有楽町線「新木場駅」から徒歩5分

◼️SNSもやってます!

公式Twitter:@akaiito_ten
公式Instagram:@akaiito_ten

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