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〈東根的防寒着配布事業(仮)〉



いつの日か、もし、東根の政を、最高執行権を与えてもらうことができたら、表題のようなことをやってみたい。

防寒着=スカジャン。

スカジャンの歴史は戦後の日本と共に育まれた。
日本の繊細な刺繍技術に感銘を受けた米軍たちは、駐留を終える頃、軍から支給されるスタジアムジャンパーに、各々好きな絵柄を背中や胸に施し、お土産として祖国へ持ち帰ったのが始まりだという。
(お土産=スーベニア、スカジャンは別名スーベニアジャケットとも言う)

日本に於いて敗戦後、和と洋の文化が手を繋いだ瞬間の賜物のような気がしてならない。

日本の歴史をふんだんに詰め込んだスカジャンを、東根のみんなに防寒着として配布する事業をやってみたい。
背中には大きく 大けやき の刺繍を施し、右胸には 温泉と虎、左胸には 煙草と竜、刺繍の入っている表面の生地は麻と絹で光沢を出したい。
リバーシブル仕様の裏面は、麻綿糸の別珍生地で単色シンプルに、抵抗のないように。

しかし考えてみると、今回全東根市民に配布された¥3000のクーポン、総人口 47819人。
47819人×¥3000=約1.4億。
特注でスカジャンなんて作ったらいくらだろう?原価1着1万で収まるだろうか?収まったと願えば、約4.8億。
自分のお金で配ろうと思ったけど、到底生きているうちに稼げる金額ではなさそうで泣きたい。
東根の財布には242億ある。

欲しい人を募って作るべきか。
原価の内せめて3000円を支払って頂くか。
3000円を頂けると、総額4.8億/回→3.3億/回 まで税金の支出が減る。
・ふるさと納税PR事業 9億/年
・クリンピア事業 5億/年
・東根子ども園整備 6.8億/回
・学びあテラス2.5億/年

一生かかっても自力では稼げなさそうなので、住民の皆皆様から頂いた税金で製作する線しかなさそうで申し訳ない。(村山市のランドセル配布事業的な)

この市長案がもし市議会で承諾を頂けたら、東根の歴史を詰め込んだとびっきりの防寒着を、みんなに届けたい。
これが私の夢の一つ。

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