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〈温泉町の事〉


行政が何でもかんでも生活のケアをしてくれると勘違いしてはならないし、100歩譲って、もしそう言った社会にしたいのなら、住んでいる場所の政治(まちづくり)に興味を傾け、投票に行かなくてはならない。
自分達の町は自分達で管理する意識と興味を示さないと、全てされるがままなんだと思う。
興味を持ってくれない人に心を開いてくれないのは、人間関係も、役所も一緒なんだと思う。
現与党がどう足掻いても支持率が上がらないのは、根本的に信頼関係が出来てないわけで、双方の歩み寄りがとても大事なことが窺える。(国議員も県議員もうまく機能しているか問題 もある。貴族に成り下がってないか?)

市役所には生活に関わる、為になる情報が必ず置いてあるから、何か困ったことがあったら、相談してみるべき。

民側の提案が大きく膨らまなければ、国を管理している側も、現状を把握する事が出来ない。
行政としては手をつけることができない、のかもしれない。
故に、住民の心に眠る問題意識がこの町(国)を再構築するのだと思う。

例えば、閑散とした東根温泉街問題。

平成初期まで隆盛を誇った東根の温泉
今まさに最大の危機。
只今旅館6件減。

この状況を打破するには、温泉街に関わる全ての当事者のリアルな意見が無ければ、策を講じれない。

例えば私が何か提案したとしても、温泉町に携わる当事者よりも説得力は弱くなる。
例えば一生懸命行政が頭を捻って考えたとしても、温泉町の当事者の意見よりは到底軽い。
温泉町を盛り上げようとする温泉町の人々の意見が温泉町を動かすのだと思う。
温泉町の主人公達が何か道標を作る事が出来れば、恐らくそこからスムーズに物事が進むと思うのです。

何を思うか、何が必要か、令和からまた始まる温泉の街並みをどう想像するのか。
行政側は恐らく間違ったことはしないが、その反面間違えそうなことは出来ない。冒険し辛い。
だから、「市」の株主である「温泉町」の「住民」の意見が力を増す。
本来株主は、利益の為に、物を言う。


昔ライムスターが、「俺たちの世代で日本にヒップホップを根付かせることは厳しいかもしれない」と言っていたが、今ではこんなにもジャパニーズヒップホップが溢れている。

温泉町の再興について、思うように進まない事の段取りを鑑みると、温泉町総出で意見を交換しなければ、とてつもない時間を要するかもしれないと思ってしまうが、私は、それに対して人生を賭ける事になるのかもしれない、というワクワクが止まらない。

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