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53日目:住宅資金設計

53日目は、住宅資金設計の一問一答+要点整理を行っていきます。


4️⃣住宅資金設計

1️⃣自己資金の準備方法

自己資金を準備する方法はいくつかあります。基本的には毎月一定額を積み立てる「自動積立」がおすすめです。また、退職金を自己資金に充てる方法もあります。さらに、普通預金や定期預金、貯蓄型保険などの預貯金の他、有価証券(株式・国債)や不動産(土地・建物)、動産(自動車・貴金属)などの売却可能な資産も自己資金として考えられます。

2️⃣住宅ローンの組み方

住宅ローンを組む際には、将来のライフプランをもとに、ローンの全体像を考えることが重要です。借りられる額ではなく、長期間にわたって確実に返済できる額をもとに借入額を決定します。また、収入合算で住宅ローンを組む方法や親子ペアローンを組む方法などもあります。

3️⃣住宅ローンの見直し

住宅ローンは、さまざまな事情により見直しが必要になることもあります。「毎回の返済額を下げたい」、「ボーナス返済が大変」、「総返済額を抑えたい」、「将来の返済額アップを避けたい」という目的に応じて見直しを行います。また、住宅ローン控除の適用期限の延長や省エネ性能等の高い認定住宅等についての措置など、税制改正による見直しも考慮に入れることが重要です。

一問一答Q&A(基本)

4️⃣住宅資金設計

Q10
フラット35は、
住宅金融支援機構に申し込む。
A10 ❌
申し込み窓口は、取扱金融機関である。

Q11
住宅ローンの繰り上げ返済で、
毎月の返済額はそのままで返済期間を短縮する方法は、
「返済額軽減型」である。
A11 ❌
毎月の返済額はそのままで、
返済期間を短縮するのは期間短縮型である。
返済額軽減型は、
返済期間はそのままで毎月の返済額を少なくする方法である。

一問一答Q&A(重要)

4️⃣住宅資金設計

Q09
住宅ローンの返済方法において、
元利均等返済方式と元金均等返済方式を比較した場合、
返済期間や金利等のほかの条件が同一であれば、
総返済額は元利均等返済方式の方が少ない。
A09 ❌
元金均等返済の方が、
元利均等返済に比べて元金の減少が早いため、
利息を含めた総返済額は少なくなる。

Q10
住宅ローンの借換えに、
住宅金融支援機構のフラット35は利用できない。
A10 ❌
住宅金融支援機構のフラット35は、
借換えにも利用できる。
耐震性などに優れた住宅を購入する場合に
金利が優遇されるフラット35Sは利用できない。

Q11
長期固定金利住宅ローンのフラット35(買取型)の融資金利は、
ローン申込み時点の金利が適用される。
A11 ❌
融資実行時の金利が適用される。

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