公認会計士はショボい資格?本当なのか?

あるブログで、東大生が公認会計士の資格をとるのは微妙、それよりは外資系金融などにチャレンジしたほうがよい、という記述を目にしました。

なんとも、愚かな人だなと思いました。

公認会計士というのは、監査法人でのキャリアに限定されたものではありません。最初は、資格取得のために監査法人に入る必要があります。しかし、その後は、コンサルティングファームなどに転職してもよいです。戦略コンサルタントやM&Aコンサルタントにも、会計知識は必要とされており、転職できないこともないです(もちろん、絶対は保障できませんが)。

また、IPOを目指す優良ベンチャー企業で、CFOになるケースもあります。上場する上で必要な知識は公認会計士が持っています。

さらに、大企業においては、社外取締役の設置がルール化されており、社外取締役として弁護士や公認会計士は役員になれる可能性があります。その場合は、役員報酬がもらえます(2000-3000万円くらいですかね)。

そのあたりのことは、まったく考えていないんだな、と思いましたね。外資系金融(投資銀行など)は確かに年収はすごいですが、超絶激務、使えない人材は退職せざるを得ない厳しい世界です。そこも考慮したほうがよいかと思います。

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