Thomas Red (Yuichi Akamatsu)

赤松勇一。慶應義塾大学経済学部卒業(Graduate of Keio Universi…

Thomas Red (Yuichi Akamatsu)

赤松勇一。慶應義塾大学経済学部卒業(Graduate of Keio University)高学歴発達障害(と思われる。診断はなし)。マイノリティ。差別やハラスメントに反対。人権守れ。

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Win - Loseの関係(自分だけが勝つ、得する)を目指すとLose - Lose(最悪の結果)になる

人間関係でも、国際関係でも、無理にWin - Lose(自分だけが勝つ、自分だけが得する、自分の主張をのませる)の関係を得ようとすると、必ずLose - Loseの関係になり、双方がダメージを受ける最悪の結果になります。 大東亜戦争を例にとると、日本は中国を屈服させて、アメリカが中国を支援するのもやめさせようとしました。つまり、Win - Loseを目指しました。アメリカも、日本など大したことがないとたかをくくり、とんでもない長期戦争に巻き込まれました。敗戦に至ったのは日本

    • リスクマネジメントの要諦は、最悪の事態を想定すること

      また、江崎グリコの話になる。江崎グリコは、一部の商品が出荷できない事態に陥った。 企業経営でも、人生計画(ライフプラン)でも何でもよいが、リスクマネジメントの要諦は「最悪の事態を想定すること」だ。それは、どうすれば「最悪の事態を回避できるか」だけではなく、「もし、最悪の事態に陥ったならば、どうするのか」まで考えることが大切だ。 企業経営の場合は、基幹システムが完全に停止した場合はどうするのか?低品質の商品が出荷されたらどうするのか?巨大地震で工場が破壊されたらどうするのか

      • JTCでは新卒若手社員は鉄砲玉

        JTCでは、新卒若手社員は鉄砲玉だ。私も新卒入社したコンサルティングファームでは、徹夜で夜間ジョブ監視したり、深夜に無理やり起こされたりした。戦略や計画立案に携わることはなかった。コンサルティングファームだと、マネージャー以上でやっとそうした高度な業務に携われる。だが、鉄砲玉としての体力勝負の仕事と、高度頭脳労働やチームマネジメントの能力(マネージャー)は全く異なるはずだ。 なぜ、JTCは、若手社員を崖から突き落とし、這い上がれた者だけを管理職にするのか?この育成方法は無意

        • 空間認識能力と音声認識能力

          私は、空間認識能力が低いです。そのため、数学の空間図形が苦手でした。また、地図も苦手で、初めての場所だと地図をみても迷います。 しかし、音声認識能力は高いと自己分析しています。子供の頃にピアノを少しやっていたので、一度聞いただけで音を覚えられます。この、音声認識能力が低いと、英語のリスニングで苦しめられることになります。幼少期、英語だけではなく、音楽もやっておいたほうが良いのかもしれません。 ただ、遺伝もあると思います。私の母もピアノが得意だったので。逆に、父は空間認識能

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          江崎グリコのシステム障害

          江崎グリコがシステム障害のため、商品を出荷できない状態になった。 基幹システムというのは、極めて重要だ。失敗すると、最悪、業務や経営が成り立たなくなる。だが、日本企業はベンダー任せで、ユーザー側にプロジェクトマネジメントやシステムの専門家が少ない。すると、ベンダーとしては、ユーザーから重要な情報を得られず、失敗する場合がある。 私の感覚でしかないが、ベンダーに完全な責任があることは希だ。大半はユーザー側(発注側)にも責任がある。アメリカと比較して、ユーザー側にプロフェッシ

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          「子持ち様」批判?子供に厳しい日本社会

          なんとも悲しい現実ではある。子供は社会の、国の宝だと思う。私も、電車や飲食店で子供の泣き声を我慢したり、駅でベビーカーに突撃されたり、嫌な思いをしたことはあるが、そのくらいは仕方がないと考えている。 確かに、子持ちの会社員は早く帰れたり休めたり、優遇されているかもしれない。だが、その子供たちが将来高齢者になる自分たちを支えてくれると発想の転換をする必要があるだろう。 そもそも、二項対立の考え方自体が古い。もっとメタ認知をして、高い視点から鳥瞰的に社会をみてほしい。X(旧T

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          Root Causes of System Development Project Failures in Large Enterprises: A Comparative Analysis

          Root Causes of System Development Project Failures in Large Enterprises: A Comparative AnalysisIntroduction System development projects are an essential part of modern business operations. They enable organizations to automate processes, i

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          電気自動車の未来を切り開くデンソーのインバーター技術

          電気自動車の未来を切り開くデンソーのインバーター技術自動車産業は今、大きな変革期を迎えています。電気自動車(EV)の普及は加速し、ガソリン車中心の時代は終わりを告げようとしています。この変革を牽引する key 技術の一つが、インバーターです。 インバーターは、バッテリーに蓄えられた直流電力をモーターが使える交流電力に変換する装置です。EVにとって、インバーターはまさに心臓のような存在であり、その性能が車両全体の性能を大きく左右します。 デンソーは、長年にわたる自動車部品開

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          パワハラ、体育会のスポ根精神論の原因?「自分も苦しんできたから」

          電通で高橋まつりさんがパワハラや過労のため亡くなった。宝塚歌劇団でパワハラを苦に自殺した女優。体育会で繰り返されるいじめ。私が何度も指摘している日本社会の腐った恥部だ。この原因と思われる記事をみつけたので、紹介しよう。 迷惑をかけても絶対謝らない…職場を壊す「自分だけは悪いと思わない人たち」の頭の中 (msn.com) これは、体育会系組織においては、先輩は今まで十分にいじめられて、苦しんだから、年配になった自分たちは今度は後輩をいじめる権利がある・・・という論理になる。

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          就職はIT系一択か?

          新卒者(大学)の求人倍率は1.75倍だ。だが、中途採用のIT系と比べれば非常に低い。IT系の場合は、分野によっては10〜20倍にもなる。新卒で一流企業へ入るよりも、一度アクセンチュアやIBMを経由して中途採用で一流企業に転職するほうが遥かに簡単なのだ。 実際、私は新卒の時には落ちたTOPIX 100の巨大メーカーに何社も転職では内定を得ている。 アクセンチュア、IBM、アビーム、野村総合研究所などのIT系は、大学生は必ず受けたほうがいい。五大商社に落ちても、IT系で3〜4

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          公務員はイジメし放題?日本人はなぜ、どうでもいいことでクレームを入れるのか?

          日本は、韓国ほどではないが、儒教意識があり、「目上の人は、目下の人に何を言ってもいい」という風潮がある。それが、カスタマーハラスメントや、公務員へのイジメなのだと思う。 休憩くらいいいだろ?自分は休憩しないのか?昭和の体育会かよ。 こういうわけのわからないクレームやハラスメントをする輩をむしろ取り締まる必要がある。 ※参考 公務員へのカスタマーハラスメント

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          The Transformation of the Automotive Industry: The Rise of EVs and the Challenge of Adaptation

          The Transformation of the Automotive Industry: The Rise of EVs and the Challenge of AdaptationThe automotive industry is undergoing a profound transformation driven by the rapid advancement of electric vehicles (EVs). As the world shifts to

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          レイシャル・プロファイリング反対

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          転職の絶大なメリット

          転職には絶大なメリットが存在します。いくつか紹介していきます。 新卒特有の強烈な上下関係から解放される新卒入社の場合、強烈な上下関係を強制されます。入社年次による上下関係があるわけです。中途入社社員はその枠組みからは解放されます。年次が上なだけでマウントしてくる野郎がいません。 年収を上げやすい複数内定できる優秀な人は、その中で一番条件の良い会社を選べばよいので、一つの会社で昇進していくよりも手っ取り早く年収を上げることができます。 今までの評価や人間関係をリセットでき

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          東京での結婚生活に拘泥した婚活女性の敗北(ケース学習)

          私の年収は1000万円以上ありますが、それは年齢が40歳だからです。年齢が30歳で年収1000万円というのは超エリートの部類に入るかと思います。また、年齢が40歳でも年収1000万円を超えない人も数多くいます(むしろ、1000万円超えるのは5%以下だと思います)。 そうした現実を理解せず、高年収の男性だけをターゲットにして、都内(または都心)に住むという「こだわり」があると、婚活は惨敗する可能性が高くなります。 理想と現実は違います。「都心に住みたい」「子供は大学へ行かせ

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          論破や面子を潰すことはやめたほうがいい

          ひろゆき現象で、論破が流行っています。また、自分が顧客や上司という優越的な地位にあるからと、相手を完全に追い詰めて面子を潰す人がいます。 これは絶対にやめたほうがいいです。いくら相手が間違っていたり、弱い立場でも、「敵認定」されてしまいます。どんな噂を流されるか、どんな反撃がくるかわかりません。 戦争のアナロジーだと、戦前日本は日清戦争のときは清朝を完全には追い詰めないで、講和という逃げ道をつくっておき、戦争を終わらせることができました。しかし、日中戦争や大東亜戦争では、

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