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"空想日記"⚡️⚡️⚡️no.115

爽一『幸杜様…。』

幸杜『どうした?』

爽一『本当に初を連れてきて
   大丈夫だっんでしょうか?』

幸杜『なんだ、心配か?』

爽一『いえ、幸杜様も誠剛さんもついているので
   大丈夫だと思います。
   もちろん
   初は実力もあるのでそこは
   あまり心配してませんが…
           いきなり"首鬼"を相手どるのは…
   実は…私も"なき頭"を見るのが
   初めてで…。』

いつも、自身たっぷりの爽一が
珍しく弱気だ。

幸杜『そうか。
   それは心配になるのも無理はない…
          だが、十中八九
   "首鬼"を相手にすることはないだろう。
   なき頭の近くにはもういないはずだ。

   "なき頭"の怖いところは
   そのままにして置くと
   首元からその者の呪力が流れ出し
   その呪力と血の匂いに誘われて
   他の堕鬼が寄ってきてしまうことだ…。
   ましてや、廉造先生は四輪咲。
   流れ出る呪力も多い
   はやく対処しなくてはならない。』

爽一『そうなんですね…
   少し弱気になっていました。
   気を引き締めなおします!』

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