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"空想日記"⚡️⚡️⚡️no.149

太樹『それは、
   どんな方法ですか?』

黄龍『あまり
   オススメはしないが
          "霧幻樹海"にいる
   "紫麒"(しき)に
   教えを乞うという
   方法だ…。

           やつは眠りにつかずに
   現し世(オモテ)に
   いるはずだから
   見つけ出す事が出来れば
   あるいは…。』

蒼虎『………。
           確かに
   "紫麒"なら
   繊細だから
   私達よりは
   教えるのが上手い
   それに、
   呪力に関する知識も深い。
   だけど…
   "紫麒"は
   人間嫌いな上に
   偏屈だから…
           難しいかもしれないね…。』

なんだか、
厳しそうだが…

太樹『わかりました!
   方法があるなら…
   挑戦してみたいです!』

黄龍『そうか…
       
   なら、くれぐれも
   気をつけて行くんだぞ。
   "霧幻樹海"は
   視界が悪く
   複雑に入り組んでいる
   獣も多く潜んでいるから
   1人では決して行くなよ。』

蒼虎『そうね…

          それなら
   "時雨"の血筋の者を
   連れて行くといいかもしれないわ。
          時雨家の祖先に
     蓮器を授けたのは
   他でもない"紫麒"だからね。』

時雨家か…
あてが無いな…
戻って父様に相談しなくては。

それにしても
始めはどうなるかと思ったが
黄龍様と蒼虎様には
すっかりお世話になってしまった。
里では知り得ない
貴重なお話ばかりだった。





   
   

   
   

           

           

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