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話をする事

一人悶々と考えたり、いきなり楽観的になったり、すぐ悲観的になったりで頭の中は落ち着かない毎日。

それでも色々な情報を見て、トータル的に考えたり、メリットやデメリットを考えたり、今後の流れを何パターンも考えたり。

そんな中、祖母の誘いでカラオケに行く事に。

途中母を拾い、私なりに調べて出来る事を話しました。

妹も色々母と連絡を取り合い、話をしていたそうです。

直後とは違い、とりあえずどうなろうと動かなきゃ何も変わらない、動けるだけ動いて抗おうと話せた。

勝手に第三者の私達が調べているだけなので、本人がどう考えるかも含めて、本人が同意したら、否定したらとパターンも考え、退院の日に意見を聞いたらタイムラグ無い様に私達ができる所までは動く事に。

話せてよかった

一人で色々考えている時より自分自身の気持ちが楽になる

カラオケに行き、一旦祖母の家で休んで居る時、父の話になりました。

悲観的な祖母とおじ。

わからないでもないんだよ。祖父も癌で闘病虚しく亡くなってるし。

ただね、ここまできて、なかなか厳しい時に周りが悲観的でネガティブで何かのプラスになるの?

おじは顔にも悲観的な表情出すし。

化学療法をまだしてもいないんだよ。

なかなかな討論をしたけど、私は興奮からか不安からか悲しさからか震えも止まらなかったけど、「とりあえず、セカンドオピニオンはして欲しいと父に言う。」って話して

デメリットとしては、セカンドオピニオンでもう無理と言われたら父のメンタルは大丈夫か。セカンドオピニオンに行く体力。そもそも本人がセカンドオピニオンを望んでいるか。

私は、今の病院は専門では無い。そもそもここまで酷くないと思っていたからそこの病院で手術した。手術してみて思ったより酷かったのなら転院を考えるのは至極当たり前の行動。

転院しないメリットは父のかかりつけの病院だから。近い。

震えも止まらないし、何故もう駄目だってニュアンスの意見を言うのか。

今の病院でただただその時を待つのが最善なの?

他にもしかしたら延命の可能性や、苦痛が少しでも和らぐ治療があるかもしれないのに。

父が好きな旅行が1か所でも多く行けるかもしれないのに。

延命したところでって気持ちもあるのかもしれない。

バタバタあれこれして、結果何も変わらない。むしろ体力を減らすかもしれない。

でも、今私達が色々動いて、父がこうしたいと思った時にスムーズに動ける選択肢を増やすのはおかしい事なのかな。

祖父が亡くなったのはもう30年以上前。医療も発達している。情報も個人個人で得る事が出来る。

標準治療以外にも色々あり、標準治療は必ずして先進医療をプラスする事も出来る。

先進医療を取り入れて、標準治療だけをした場合よりもデメリットが大きくなるなら考える。

とりあえずはセカンドオピニオンで色々な意見を聞かないとわからない。

そんなこんなで微妙な雰囲気になりつつ、そこは身内。

父の話はここまでとしめ、後は普通の話をしたり楽しい話をしたり。

あんなガーガー私が言ったのに、祖母とおじは母の力になってとカンパくれたり。

父の退院まであと数日。

きっと父の顔を見たらまた私の気持ちは不安定になり、震えも止まらず、毎晩泣いて、寝れなくなり食べられなくなるだろう

でも、ただただボーッとしていても変わらない

インターネット黎明期に幼少期を過ごし、情報取得の力だけは他の世代よりある

インターネットの情報の精査も人より厳しい

行動力もそこそこある

やれるだけやる

そして、少しでも良い方向へ行きたい

本屋で体に良いスープのレシピ本を手に取るだけでも震えてくるけど

私は父が少しでも笑えるようにしたい

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