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日本語とアニメ

副業で外国人の方々に日本語を教えています。
みんな日本の文化が大好きで、日本語を学ぶ熱意も半端じゃないです。
「日本語の響きが美しい、文字が素晴らしい」と絶賛してくれます。
今日は「衣替え」を教えたところ、「自分の国の言葉では文を作らないと表現できないのに、3文字で表せるなんて!」と感激してくれました。

日本語は曖昧で、日本人にとってさえ複雑で厄介に感じることもあります。
でも普段、私たちが何気なく使っている言葉をそんなふうに褒めてもらえると嬉しいし、改めて日本語の良さ・独特さに気づかされます。

そんな日本語を使って自分の思いを伝えられることにも感謝して、文章力と表現力を磨いていきたいです。

ところで、日本語学習者が日本語を学ぶきっかけはアニメが圧倒的に多いんですよ。
ストーリーや大好きなキャラクターの言葉をダイレクトに理解したいのだそうです。
中にはセリフを全て暗記しているという熱いファンもいます。
それはキャラクターに命を吹き込む声優さんの力が大きいですね。

私がインボイス制度に強く反対しようと思ったのは、声優さんの会見やインタビューを見聞きしたからです。私自身、子供の頃からアニメが好きで、ずっと大好きな声優さんもいます。
こんな愚かな制度で声優さんたちが辞められたら、悲しむのは日本のファンだけではありません。
日本語と日本の文化に敬意を持ってくれている世界中の人たちを失望させないでほしいと切に願っています。

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