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空の青さについて

青空が好きだ。

気持ちが晴れる。

朝、家のドアを開けた時に青空が広がっていると、なんかもう全部うまくいく気がする。


いやなこと、心配なこと、
色んなことが全部青に吸い込まれる。

ちゃんと息を吸える。
とても気持ち良い。


雲ひとつない青空
だけどその青さはいつも違っている。


雲がある青空も大好きだ。
雲がながれる。
それを見ていると、生きてるなって思う。
雲が動いていて、それを見ている自分は今を生きてるなぁって。

雲はもくもくもこもこしていて、小さい頃は、あれに触れたかったしあの上に乗れるって思ってた。懐かしいなぁそんな頃が。

もくもくふわふわしている雲
つかみたくなる。


もくもくしてない雲だってある。
なんだか、
手でグッって掴んでかき混ぜたみたいなぐにゃっとした空。ぐちゃぁーってした空。
形がなくて、はっきりしない空。


それもそれで良い。
別にはっきりしてなくて良いんだよ全然。
そういう空こそ、晴れとか曇りとか夕暮れとか、その時々の色をより引き立てたり面白くする。その時々の色たちを鮮やかに、でも繊細に映し出してくれる。


青空は、ほんとにずっと見ていられる。
色んな記憶を思い出す。
小さい頃、家族でお出かけした日とか
公園で友達と走りまわった日とか、

高校の体育の時間、校庭で空の青さと広さにいつも胸が高鳴っていた。その時間を思い出す。
空がとても広くて、一度にその全てを見ることはできなくて、それがもどかしかった。
太陽がじりじりさしていて、暑くて、校庭の中にいる自分たちはとても小さい存在で、暑さに負けそうで。
私はずっと青い空を見てた。眩しくて、でも目を細めながらもずっと見てた。そんな頃を思い出す。


青空が大好きだ。
空が青いこと。当たり前かもしれないけどとてもとても幸せなこと。それだけで全部満たされて、生きていける気がするのだ。




曇りの日だってある。
雨が降る前の、でももう降りだしそうな、そんな空が好きだ。
今にも泣きだしそうな感じがする。
泣きそうな空。でも涙を堪えている空。
すごく感情的に見える。1人の人みたいに見える。空を少し近い存在に感じる。

雨は苦手だけど、空の表情が変わる感じがすごく好きだ。


色んな空があって、みんな、ほんとにみんながたった一つの同じ空を見てる。
すごいことだなぁ。

そして、空の色がほかの何色でもなく青色であること。青色でよかったなぁ〜。



おわり



今の気分
5月始まったばかりなのに、もう半袖着てる。
最近暑いなぁ〜。
嬉しいなぁ、夏が来る!
ソワソワしちゃう〜
みんなが少しずつ衣替えしていって、今日何着よう〜っていう同じ悩みを抱えて生きてるこういう時期って好き。
今日電車に乗った時、冷房が効いてて、その感じとか匂いとかから懐かしい気分になった。
夏が来る!


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