僕とわたしのパウ・パトロール

パウ・パトロール、通称パウパト。
前回の育児日記(あいあかの記事だらけになってしまいましたが、その前)でクリスマスプレゼントに息子がパウパトのおもちゃを選んだお話をしました。

それから数ヶ月。
クリスマス以前は馴染みの薄かったパウパトですが
、サンタさんからおもちゃを貰ったことをきっかけに息子の中で大ブレイク。
今は借りてきたDVDを何度も何度も繰り返し見て、おもちゃでごっこ遊びをし、『パウパトロールだいずかん』を愛読し、オープニングテーマをジャンプしながら歌っています。
最近ではYoutubeで本国でアップされている動画まで見ています。
もちろん英語なので言葉はわからないけれど、見て笑っていたりするので理解はしているみたい。

おかげでわたしもだいぶ詳しくなりました(なってしまいました)。

チェイス、マーシャル、スカイ、ロッキー、ラブル、ズーマ。
6匹のかわいいワンワン達で構成されるパウ・パトロールの中でも、息子のお気に入りはやっぱりチェイス。
クリスマスのときは脇役なんて言いましたが、いやいや主役級のリーダーワンワンでした。
「オレの正義が騒ぐぜ!」
というセリフを息子がまねたときは大爆笑でした。

わたしは器用なロッキーが好きです。彼は愛らしい。
オリジナルメンバー唯一の女の子、いつだって大活躍のスカイも好き。
ラブルとズーマも、年下で後加入であるということを知ってから許せるようになりました。
しかしマーシャル、お前はうざい。

息子がパウパトが大好きなのには理由があります。
それは、悪役が出てこないこと。
パウパトは街で起こるトラブルを解決するために出動します。
それはたとえばばいきんまんによる悪事でもなければ、怪人が人々を襲うわけでもない。
イースターパーティの準備が終わらなかったり、赤ちゃんクジラが石油を浴びてしまったり、幼稚園リュックが行方不明になったり。
そんな小さな(大きな?)トラブルをそれぞれの特技を使って解決するのがパウパトロール。
そう、彼らの住むアドベンチャーベイに倒すべき悪はどこにもいないのです。

思えば赤ちゃんの時から触れてきたEテレのキャラクターたちも、アンパンマンも、パパの趣味の押し付けともいえるポケモンも、すべてわたしたちが息子へ与えたものたちでした。
この子たちとお友達になってはどう?と。

パウパトロールは、初めて息子が自分で選んだお友達。
そう思うと、毎日毎日同じお話をいっしょに視聴するのも、苦行ではないのかも。

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