明日でGUMI（Megpoid）が発売されて10周年です。一日早いですが、おめでとうございます。

　今日はそんなGUMIの声がとてもよく合っている作品を紹介します。

　今回紹介する作品は、こひさんの“朝”です。プロデュースは、ひみちつきちさん、サウンドエンジニアは96さんが担当されています。

　投稿された動画には、「夜のうた」というタグがついています。このタグは夜に聴きたくなる、夜が似合う作品に付けられており、私のお気に入りのタグでもあります。

　タイトルは朝なのに、「夜のうた」タグがついているなんて、少し不思議ですよね。でも、きっと聴いてみると納得がいくと思います。

　本作は、朝が来るのを待っている夜の歌です。

　歩くような速さで、GUMI Whisperがゆったり歌い上げる。時間がゆっくり流れる長い夜を思わせます。

　この夜に浸っていたい気持ちもあるけれど、どこかで朝日がさしこむことを願っている。そんな夜の歌です。

　灯りを消して、この曲を聴きながら朝がくるのを待ってみると、きっといろいろなことーー今日あった良いこと、悪いこと、昨日のこと、明日のこと、少し先の未来のこと、懐かしいことetc...を思って、いろいろな感情が巻き起こるかもしれません。

　ぜひこの曲に聴き入りながら、夜を過ごしてみてほしいです。

　この曲は、ボカロが歌うならGUMI（Whisper）が適任だと思います。GUMIの歌声の良さを改めて感じさせる作品でもあると思います。

　さて、今回はGUMI誕生祭前日ということで、GUMIオリジナル曲を紹介しました。本作は、SoundCloudにも投稿されていて、なんとフリーDLできます。

　等身大の女の子なGUMIの声が好きです。これからも、歌い続けてほしいです。