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Be-1グランプリ2023決勝戦

遂に決勝戦です。
第一回大会は野田ちゃん。
第二回大会は街裏ぴんく。
第三回大会は誰が優勝するでしょうか?

〇ミヤシタガク
芸能人の謝罪会見。
いろんな謝罪をしなきゃいけない。
項目もバリエーションがあって、謝罪の謝罪があったり、ペラペラと早口でうまいです。

一か所噛んだところがありました。
その項目はウケませんでした。
ということで噛んだらダメというネタです。

コンスタントにずっと笑いを取ってたと思います。
トップバッターじゃなかったら、どうなっていたでしょうか?
ライブ的には最高のトップバッターでした。


〇ハギノリザードマン
擬人化モノマネ。
小道具と顔とあるあるを見事に組み合わせた感じです。
営業が強そうです。
お客さんを巻き込みやすいやり方をやっています。

小道具を全部使わないで、一部分だけ使うということろが、そのどこを使うかの見極め方がうまいです。
ウケもよかったと思います。

〇須藤ジム
告白。
「ずっと前からミカちゃんのこと、アリだなと思っていたんだ」
悪い言葉じゃないけど嬉しくない言葉で告白するというネタ。

微妙なところの言葉選びがカギになります。
なんかムカつくとどれだけ思わせるかです。
かと言って悪口を言ってはダメなネタです。

ただ「38点」は完全に悪口になっちゃってるかなと思いました。
もっともっと微妙な言葉あると思います。
それをもっと聞きたいなと思いました。

〇紺野ぶるま
豪華なレストランで御曹司と食事。
やっぱり私たちは合わないという彼女。価値観が違うという彼女。
お金持ちの変なところあるあるに。
そしてお別れを言って帰ろうとした時に、フラッシュモブをする御曹司。

彼女が批判しているのに、それが分かっていなく、うまくいっている体で進めている御曹司も見えて、わかりやすいです。
終わり方も良い感じでした。

〇小仲くん
はげててロン毛の小仲くん。
飛び降りをしようとしている人を見かけて、止めに入りました。
「君以外にも辛い人はたくさんいるんだよ」の一言ですぐ飛び降りをやめました。
…。なんですぐやめたのか気になって聞いてみた。
「こんな辛い人でも生きているんだから、生きてみようと思った」と言われる。まだ何も辛いこと言っていないのに…という悲しいネタです。

面白いネタです。
もっと長く見たいなと思います。
この入りで「転」があって「結」があったら普通に面白いお話だなと思いました。

〇ウメ
お母さんが再婚する。
しかし許さない娘。
なぜなら自分の元カレだからというネタ。

お母さんと娘の二役をヘタウマ演技で進めていきます。
その演技がコミカルさを生んでると思います。

ただ、ネタもしっかりしているので、ちゃんとした演技でやったらどうなるのかなという興味もありました。

〇代走みつくに
脈絡ないギャグ連発。
陽気に自分のペースで続けます。

紺野ぶるま、小仲くん、ウメとしっかりしたネタが続いた後にこれです。
このバカバカしさを良くとるか悪くとるか、わかれるところでしょう。

ちなみに僕はこのバカバカしさを悪くとらえました。
これも順番です。仕方ないと思います。

〇シオマリアッチ
派手な格好をしたフリップラッパーです。
フリップをめくりながらラップを歌います。
サビでもじって笑いを取るという感じです。

僕はもっとシオマリアッチさんを見たいなと思いました。
シオマリアッチがラップで動きつつ、要所でフリップを使うとか。

今はずっとフリップに目が行っているので、ラッパーという武器がもったいないなと思います。

〇ベルサイユ
豪華な紫のドレスで登場。
彼氏との思い出を話します。
遊園地花やしきにて、彼氏とのケンカです。
バックに音楽流れ、それを再現します。
ちょうど歌入りで歌い出します。
羽を広げて歌い出します。

そしてサッと赤いドレスに早変わり。
大衆演劇です。
仕掛けも含め会場で生でご覧ください。
面白いです。

〇浜村凡平太
母の火葬後。
どう見ても、魚の骨。
しかしお父さんから、母はマーメイドと伝えられるというネタ。

モノが何もない分、どれだけお客さんに想像させられるかということです。
少しテンポ速いのかなと思ったりもしました。

一番わかりにくいのが生前は普通の人の形だったというところです。
そのままマーメイド姿のお母さんっていうネタの方がわかりやすいのかなと思いました。
周りからおかしくない?と言われているというネタの方がいいのかなとも思ったりしました。

〇 ハラコ
クッキーとコンドーム似ているねというリズムネタ。
ポケットにはクッキーかコンドームどっち入ってたかな?
財布にはクッキーかコンドームどっち入ってたかな?

そんなことをずっとクッキーORコンドームと歌っている。
絶妙に下ネタには見えないところが素晴らしい。
歌い方とノリで、ヒップホップです。
面白かったです。


〇 おぐ
鏡でずっと髪型をセットしてます。
音声でやじのように何人もの声で「ハゲてるから無駄だよ」と言われ続ける。
それでも聞こえないのか、ずっとセットし続ける。
複数でツッコむって面白いです。

しかし、事件勃発します。
9年前のR-1決勝でやったネタをやるのはいかがなものかというクレームです。
審査員からも、演者からも出ていました。

僕個人的な意見は「別にいい」です。理由はまたnoteで書きます。

以上全組み終わりました。
ここから3組が決勝ラウンドでもう一本ネタをやってチャンピオンを決めます。

では全順位を発表します。

12位 須藤ジム
11位 代走みつくに
10位 ミヤシタガク
9位 おぐ
8位 浜村凡平太
7位 シオマリアッチ
6位 小仲くん
5位 ハラコ
4位 ハギノリザードマン

ファイナルステージ進出者
3位 ウメ
2位 ベルサイユ
1位 紺野ぶるま

ということで女性の戦いになりました。

〇ウメ
女子力を上げたい人。
ふたを開ける時に「開かなーい」と言えといわれる。
「う~ん、う~」と苦い表情を浮かべ「だって開くもの」と答える。
どうしてもぶりっ子ぽい事ができないネタ。

これはヘタウマ感の演技がいい味を出していました。

〇ベルサイユ
傘が開いて舞台上にあります。
大衆演劇が始まります。
着物で出てきます。

たこ焼きの話をしています。
話の途中で舞います。
話の途中で扇子を開きます。
話の途中で般若のお面を被ります。
そしてたこ焼きの話の終わりに紙テープを投げました。

大衆演劇が終わりました。

〇紺野ぶるま
女性駅員のネタ。
駅員になったのは目的がありました。
それは可愛すぎる〇〇と呼ばれたいから。

一本目もそうだったのですが、終わり方が良い感じです。


さて終わりました。
審査員が誰が一番良かったか、一人だけ札を上げます。
多い人が優勝です。

ウメ    1
ベルサイユ 1
紺野ぶるま 5

笑福亭羽光賞 ハラコ
元祖爆笑王賞 ウメ
なだぎ武賞  小仲くん
赤岡典明賞  ミヤシタガク

というわけで第三回Be-1グランプリチャンピオンは紺野ぶるまさんでした。

https://be-1gp2023.amebaownd.com/








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