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スポーツでのブーイングや邪魔は誹謗中傷と同じか?

今、誹謗中傷問題が大きくなってきています。
そうなってきますと、今までよかったものがダメになってきます。

例えば、お笑い的な「いじり」というものです。
これもどうなんだ?ということになってきています。

そのうち問題になるだろうなと思うものがあります。

それは「ブーイング」です。

スポーツで見られる、親指を下に向けて「ブー」と言うやつです。
ただこれはイベント的な一面もあります。
メジャーリーグなどではホームチームが相手バッターが紹介された時にブーイングをします。
しかし、これは相手のバッターが凄い打つ選手だからブーイングするのです。スターの証といいますか。

あとNBAのバスケットボールで見られる、相手チームのフリースローの時、リングの後ろにいる人達は手を大きく広げ、左右に振って邪魔をします。

先日、バスケットボールワードルドカップがありましたが、非常に盛り上がりました。
その時も相手チームのフリースローの時はこの邪魔をしています。
おそらく日本人の性格から本当に邪魔をしてやろうとは思っていないでしょう。
イベント的に、バスケットではよくある光景で、だから楽しんでやっていると思います。

普通に考えたら、良くないと思うはずです。
サッカーのPKの時、PKを蹴る選手にレーザー光線を顔に当てて邪魔をするという行為がたまに見られます。
これはよくないとされています。
まあ、直接的だからというのもありますし、ちょっとやりすぎというのもありますし。
しかし、根本的にやっていることは一緒です。
PKのはダメで、フリースローのはOKではちょっと説得力がありません。

伝統だからという理由があるかもしれません。
それはもう選手もわかっていることだから。

しかし、一番最初に始めた人を考えてみてください。
むかつくからブーイングしたと思います。
本当に外してほしいから、フリースローを邪魔したと思います。
それが広まっていって、何か面白そうだからやるとか、みんなやっているからやるとか、別に悪気はなくやるとか。
まさに今問題の誹謗中傷と同じような現象です。
一概に一緒とは言いませんが、むしろ僕は、「ブーイング」も「フリースロー邪魔する」もイベント的に良いと思っています。

しかし、これはOKでこれはダメという基準がよくわからないので、そうなると全部ダメにしないといけないのかなとも思います。

難しい問題です。
みなさんはどう思いますか?



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