見出し画像

伸びる子と、伸びない子の違いとは!?


こんにちは。
元塾講師の りんです。

今日は、よく質問を受けるこのタイトルについてお話します。
「伸びる子と伸びない子の違いはいったい何!?」 です。

これは本当によく聞かれます。
周りには成績も習い事も右肩上がりの子がたくさん。けれど自分は…自分の子は…となると、焦る気持ちもよくわかります。
そこで、私が今まで見てきた生徒の傾向を踏まえ、 
どんな生徒が伸びる傾向にあるのか。
・どうしたら伸びるようになるのか。

を、お伝えします。

①どんな生徒が伸びる傾向にあるのか。について。
これは、

自ら考えて動くことが出来る子
②周囲の状況に流されず、精神的に安定している子 
③頭の回転の早い子


だと私は思います。
 
まず、①について
前回の投稿で、勉強する目的は思考力をつけることだとお伝えしました。
これは、勉強の方法にも直結します。
例えば、わからない問題があった場合
・すぐに聞いてくる生徒
・自分がどこまで理解していて、どこがどのようにわからないのかを分析してから質問に来る生徒。
どちらが伸びると思いますか?
答えは明らかに後者です。

質問に来るのは良いことです。何も聞かないよりは素晴らしいことです。でも、質問する前に一度考えるべきなのです。
例えば社会に出て、わかりませんでした!は通用しません。勉強に答えはあるけれど、仕事は答えは一つではないからです。

実際、こちらが一生懸命教えても、前者と後者では明らかに理解の速度が違うのです。
当たりまえです。自分のわからないところがどこなのかを理解してから聞いてくるので、改善点も導き出せるから自ずと今後やるべきことも見えてくるのでしょう。

次に、②精神的な面についてです。
精神面は誰でもぶつかる問題だと思います。
特に私の働いていた塾では1ヶ月毎にテストがあり、その結果順でクラス変更があるという、非常にシビアな世界です。当然結果を出せず、気を病む子も出てきます。
気を病んでしまうと、当然成績は落ちます。勉強に手がつかなくなってしまうのでしょう。しかし、そこで差がつくのです。
伸びる子というのは、目の前の結果にあまり左右されません。今回結果悪くても、この先を長期的な目で見て、今やるべきことを分析し、淡々と行動を続けていくのです。そういう子は、結果的に良い結果を出せる子が多かったです。人は目の前の出来事に左右されがちですが、実際それが大きく人生に影響することはあまりありません。

最後に、③頭の回転の早い子。
これは、生まれ持った特性という側面が大きいのであまり気にしすぎないでほしいのですが、やはり天才的な生徒はいます。授業を聞いただけで全てを理解してしまう生徒等、天才はいるものです。ですが、ほとんどの生徒はそうではないはずですし、私もその一人です。そういう子はどうしているのか?普段からたくさん考えるようにしているのです。なるべくスマホに頼らないようにしたり、脳トレをしたり。日々の生活習慣から、頭を鍛えているのです。凡人でも、出来ることをする。これに尽きます。

では、どうしたら伸びる子になるのか。今から出来ることをお伝えします。

それは、 
何事もまずは自分自身で考える習慣をつけることです。
すぐに答えを与えてしまっていませんか?
例えば、「どうしてお腹が痛くなるの?」と、聞かれたとき、どうしてだと思う!?と聞くなり、一緒に調べてみようと提案してみたり等。勉強で質問があった場合は、どこまで理解していてどこが原因でつまづいているのかを考えさせる。その積み重ねこそが、伸びていく秘訣です。
 
そして、調べる習慣をつけること。
です。これは、保護者の方が普段から意識してほしいです。保護者の方が普段から調べる習慣をつけていると、おのずとお子様にもそのような習慣がつきます。これは、長い目で見ると圧倒的な差になります。
ぜひ、お願い致します。

そして、結果が出ないときは、攻めるのではなく一緒に原因を考えるようにしましょう。
それこそが次に繋がります。

そして最後に。
広い世界を見せてあげてください。
やはり最後は興味歓心がものを言います。
日本は狭すぎます。世界の常識、建物、教育の仕方等を見ることで、より疑問を持ち考えて行動するようになると思います。
伸びるというのは、最終的には人生を豊かにすることに繋がるのです。
 
以上、伸びる子と伸びない子の違い
でした。ご参考までに☺️
質問もお待ちしています。
aka610626@gmail.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?