見出し画像

キャンドルを灯してみたら…外国製キャンドル①

おうち時間が増えたこと、Instagramを始めて よく写真を撮るようになったこと…等で、手元にあるキャンドルに 火を灯す機会が増えました。

もともと、キャンドル作家として活動してきて 灯りが好きですので、
灯す習慣はありましたが、ここ最近の数ヶ月は
自分の作品・アーティストさんの作品・今まで集めた市販の物…このまま
しまっておいても もったいないなぁ、という気持ちが強くなり、どんどん
灯して楽しんでいます。
とは言っても、純粋に灯りに「癒される」というよりは、「観察する」というのに近いかもしれません。職業柄??ですね。
そんなわけで、色々なキャンドルを灯してみて感じたことや発見なども
記録していこうと思います。今回は。。

【 おそらく雑貨ショップかインテリアショップで購入したと思われる
外国製のキャンドル(缶入り) 】

画像1

もう十数年以上前から手元にある、私のコレクション(?)の一つです。

◆キャンドルは保管場所に注意・・・
缶の中には、細いテーパーキャンドルが12本入っていましたが、
ショックなことに、物置の箱の中などでの長期間の保管によって、缶の中の温度が上がったり下がったりを繰り返したらしく、キャンドル同士がくっついたり曲がったりしていました(涙)。。ですので、写真のキャンドルは曲がったり歪んだ形ですが、元々の商品はもっとまっすぐきれいなスティック状だったと思われます。ご了承ください…

◆蓋がキャンドルスタンドになっている
さて、このセットの面白いところは、缶の蓋がキャンドルスタンドとして使えるようになっているところです。

画像2


↑ ちなみに上の画像は、この缶に入っているものではない、他のキャンドルを灯しています。何故かというと、入っていたキャンドルの直径が、キャンドルスタンドの穴よりだいぶ細くて合わないから…なんです。
立てるとかなりグラグラしてしまいます。どうしても立てて使おうという場合は、キャンドルスティッカム(糊のように使うロウ)でしっかり固定です。

◆中にはちょっと不思議なキャンドルが…
もともと缶の中に入っていたセットのキャンドルは、ちょっと不思議な物でした。
下の画像の蜜ロウのような色の細いキャンドルです。どこが不思議か分かりますか?

画像3

そうです!芯の先が「輪」になっているんです。
これは…珍しい…ですよね?!少なくとも、私は他にこういうキャンドルは持っていませんし、作ったことも、作り方を見たこともありませんでした。
少し削ったりして、調べてみたのですが、キャンドルの芯にする細い糸を、真ん中で半分に折って一本の糸のように少し撚りをかけ
折った部分を手に持って、溶けたロウに「浸す&引き上げて固める」を繰り返して作られたキャンドルのようです。そうすると、上部に出ている芯は
輪っかになりますよね。

◆キャンドルを下げて保管

画像4


細長いテーパーキャンドルは、ぶら下げておけば、キャンドルが曲がることなく保管できます(上の画像の白い方は、細い小さなテーパーキャンドルです)。
外国のカントリーキッチンなどの写真で、キャンドルを下げてディスプレイしているのを見たことがありませんか?(テーパーキャンドルは2本一緒に作ることが多く、2本が芯糸でつながった状態ですから、その芯を壁のフックなどに引っ掛けるのです・上の画像参照。)
この、先が輪っかになっているキャンドルは、1本でも下げておけるということで、面白いですね!
下げる保管方法で気を付けることは、暑くなる場所は避けることです。
暑いところにずっと下げていると、ロウが柔らかくなり、重みで下に引っ張られて芯から抜けてしまうことがあるかもしれません。

◆灯してみる。。
芯切りは必要かなと思いますが 燃焼もそれほど悪くないし、ロウも垂れてきません。炎もキレイですね。
色は、蜜蝋のような色ですが、透明感がすこしあるのと、ツヤの出方や削った時の感触から、少なくとも100%の蜜蝋製ではないようです。少し混ぜてあるかな~という印象です。

◆どこ製なのかは分からずじまい…
この商品は、フランスの「tade」というインテリアのブランドの物ですが、
かなり前の品物なので、もう扱っていないようです。
どこで作られたものなのか、「made in S.A.R」と記載されているのですが、
国名表記で「S.A.R」ってどこですかね…?勉強不足で分かりません。
ご存知の方がおられたら、ご教示いただきたいです。

・・・というわけで、今回はここまでにいたします。
様々な種類のキャンドルやキャンドルホルダーがあって、毎日灯していますが、新しい発見や疑問も生まれてきたりと、楽しいです。
もっとリラックスして灯りを眺められるといいのですが(笑)

(2021年6月7日)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?