うそ子の話50。

詩。

星を見たかった
きみと。

好きになるとさ
結局、
キスとか
そっちに忙しくなってしまうから

海にもいきたかった
きみと。

水着がどうとか
探し始める前に
ティシャツと半ズボンで
どばーん。
って飛び込める馬鹿さ加減のまま
走って行きたかった
ケツメイシとKREVAは
絶対に流しながら。

けれど
やっぱり

きみのこと
いちどは
本気で
好きですて言ってみたかった

だれにおくるうたか
わからないうた
かきながら
あのきみにだけ
あててかいている

わたしはずるいから
どのキミにもあてはまるように
わたしはよわいから
あのキミには気づかれないように

いっかいくらい

きみとキスとか愛とか
囁きあってみたい

星とか見てみたい春の夜だよ

思い出す

満月のポストカード

あんな月があれば、、、

これはだれに送るかわからないうただ

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?