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大切な人ができたなら 「う」疑う

もちろん、大好きな人を疑いたくはない。
でもね、100パーセント信じてはいけない。

ほんのちょっとは、疑う心を残しておかないと。
完璧な人なんて、いないのだから。

故意か、無意識か、必要に迫られてかはわからないけど、
もしかしたら、二人が一緒に過ごす時間を重ねるほどに
いつか、あなたを裏切ることがあるカモしれない。

そんな時、もし完全に信じ切っていたら、あなたの心は
粉々になる。裏切られたことを生涯忘れらないほどに。

相手を信じてきた自分を悔み、それ以上にバカバカしく思う。信じてきた時間を無駄に思う。信じた自分を笑っちゃう。裏切ったその人を、心底「無理」って思う。

まさに負のオンパレード!

でも、思い出して。

どこにも完璧な人はいない。
人間に100点満点も100パーセントもない。

あなた自身、「自分は100点満点の人間だ」と、
もしそう思うのならば、あなた自身がまだ、人を愛するまでに心が成熟していない。

だから、

ほんの数パーセントの疑いを心の底に沈めておこう。

「この人も人間なんだから完璧じゃない。人間は不完全だから人間なんだ。」という疑いと
それと対にして
「はじめての裏切りを1度だけ受け入れよう。」という覚悟も。


「この人だって人間だ」「人は間違うこともある」って
そんな小さな疑念を隠し持つことが、結局は自分を守ることになるし、2人の関係性を守ることになる。

何かあった時に、心の底に沈めた疑いと覚悟で、
致命的な打撃となることを回避し、覚悟をもって関係を再構築できれば怖いものなしの2人となれるはず。

だけど本当は、そんな隠し持ったほんの数パーセントの疑いをバカバカしく感じながら
二人仲良く一生を過ごせたなら、それは出会うべくして出会った「奇跡の2人」なんだろうね。

カップルの数だけ関係性は違う。
あなた自身も相手も、「2人が心地よい関係」を
大切なその人と築いて。


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