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音楽の力は偉大だ。

音楽の力は偉大だと思います。私は何度も何度も辛い時、歌に救われて来ました。

小学生の頃から歌番組を観るのが好きで、まだ学生なのでお金を持ってなくてCD買えず、あの当時はまだビデオが主流だったので、録画したビデオを繰り返し観て、歌やメロディーを覚え、曲を覚えていました。1番聴いていた時は、多分好きなアーティストの曲を1人につき15曲以上は覚えていたと思います。

1番救われたのは、やっぱり大学生時代ですね。あの時受験に失敗し県外の大学へ。勿論知っている人が居なくて、寮に荷物と私を送り届け、帰り際母が寮の相部屋の人に「この子と仲良くしてあげて下さいね」と言っていたので、相部屋の人は暫くは私に付き合ってくれていました。

それが決定的に離れたきっかけは、お風呂の件。相部屋と隣の部屋の人が遊びに行ってから夜帰って来ず、寮のお風呂に入れるギリギリの時間になっても帰らなくて、いつも一緒に入っていたのですが入れなくなったら嫌だと先に入りました。お風呂から上がって来た後帰って来て、その人達は寮母さんと寮の先輩に立ったまま説教、お風呂の湯は流され、その日風呂なしになりました。その説教を観ていた時、凄くその人達から睨まれました。

その後相部屋の人がサークルに入りました。その人がサークルに入る前は、相部屋の人と隣の部屋の同じ学科の人と4人で寮のご飯を毎日食べに行っていました。ある日「今日何時に晩御飯食べに行くのかな?」と思っていたら、隣の部屋の人が来て、「ご飯食べたかったら、1人で行ってね」と言われて、それ以降退寮するまで毎食1人きりでご飯を食べに行きました。

大学が始まった時その相部屋の人達のグループにいましたが、私は地味、相部屋とか周りの人はギャル、合う訳がなく、その後はずっと1人で大学でも何処でも過ごしました。

相部屋の人がいない時、持って行っていたテレビやラジカセでDVDやCDを聴いて、家族に会いたくても会えない環境に涙が止まらず、ずっと曲を聴きながら曲に背中を押され泣いていました。

相部屋の人も鍵を持っているので、部屋に入る為に鍵を開ける音がしたら、DVDなどを観るのを止め、涙を引っ込めて、普通を装っていました。

後大学中退後の引きこもりだった私が家から出られたのも、テレビを観ていて、「この人達に会ってみたい」と、そんな純粋な気持ちから映画や舞台など観に行き、その人達の歌う音楽に直接触れ、元気を貰って来ました。

今は主治医の人に左耳の感音性難聴でイヤホンを止められているのもあり、外では音楽は聴かず、最近の流行っている音楽はよく分かりません。今でもCD買う派で、ずっと今でも買っているのは、やっぱり上白石萌音ちゃんのCDでよく聴いてます。

聴く形は今と昔では世の中様変わりしてしまいましたが、音楽はいつでも私に寄り添ってくれる相棒です。


AKARIというサイトでも記事を書いているので、良ければこちらも読んで下さい。

https://akari-media.com/author/tasuki/


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