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言葉の力

私は幼稚園の先生をしています。

金曜日に子どもに言われた、
「先生のバカ!嫌い!」
という言葉がずっと心に引っかかっている。

その子はきっと何か困ったことがあって、気持ちを表現するにはバカという言葉が当てはまったのかも。

私はその子の気持ちを大切にしたいと思い、
受け止め、チクチクした気持ちが和らぐよう関わるとその子はポロポロと泣きながら心が落ち着いていった。

この場面って、その子にとって大切な感情表現で、大切な瞬間で、それを受け止めてもらえた!先生にわかってもらえた!というのはひとつの安心感になったはず。

「先生」として、良い関わりができた、と思う。

だけど
ひとりの人間である「私」の気持ちとしては
大好きな子どもにバカ!嫌い!と言われるのはとてもとても悲しい。

先生という仕事をさせてもらってること、専門的に子どもと関わるのは当たり前、とわかってる、もちろんわかってるけど…言葉が刺さった。

このことから、言葉ってすごい力を持ってるなぁと改めて感じた。
時には言葉が凶器になって、誰かの一生の傷になることもある。

子どもたちには、言葉の大切さを伝えていきたい。
相手を嬉しい気持ちにさせる言葉と、
悲しい気持ちにさせる言葉があるということ。

幼児期は大切な大切な言葉の獲得期。
先生である私は、子どもたちに温かい言葉を届けたい。伝えたい。

明日が憂鬱な気持ちになっていたけど、
子どもたちに伝えたいことがたくさんあるんだった!

また前向きに頑張ろう。

明日はまず、「先生は大好きだよ!」ってその子に伝えようと思います☺︎



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