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驕り



 先日、女の子達と色々な話をする時間がありました。


 みんなで色々な話しをする中で

『ホストクラブに通っている子が居たら教えて』

とお客様から聞かれる事があるのですが、何故ですかね?と言う話が出ました。


これは私も耳にする事があったので


「あー、お客様の中には自分のお金がホストクラブに流れるのは嫌って考える方が居るよねー」

と伝え、その女性はお客様から聞かれた質問の意味を納得したようです。



 赤坂美療にはお酒すら飲めない女性が多く、ホストクラブを一度位は見てみたいなぁ〜と冗談で笑う程度にしかイメージが無い女の子達しか居ないので、お客様からそう聞かれてもなぜそれを知りたいのか、質問の意味すらわからなかったようです。


 でもですね、考えたらおかしな話じゃないですか?


 ホストクラブに行っていようがいまいが、働いたお金を好きに使って何が悪いのでしょう。


これも何度か書いていますが…。


 お客様が赤坂美療で支払う代金は、決められたコース時間内に

※身体を洗う行為
※身体を舐める行為
※気持ち良く逝っていただく為の行為
…などなどなど…


こう言った「お仕事」への対価でいただく代金なので、プレイの際に支払ったお金はもう『自分のお金』ではありません。


 女性が一日頑張って働いたお給料の使い道が、パチンコだろうが、ホストだろうが、ブランド物購入だろうか『自分のお金』ではないのですから、誰からも1ミリたりともとやかく言われる筋合いでは無いはずなのです。



万が一『好きな物を買ってね』と、プレイ代金以外に渡したチップがあって、そのお金がホストに使われたらなんとなく嫌だな…、ならわかります。


技術を堪能する為に支払ったお金の、その先の使い道をお客様が考える必要は全くありません。



 もしもです、そう考えるご自身が働いている会社の社長が、

『みんなが頑張って頑張って出た利益から支払う給料だから、風俗に行く君にはあげたくないなぁ』

 なんて言われでもしたら大問題で、

『働いて貰った給料を何に使おうと大きなお世話だよ!』

        となるはずです。


母が病気で…
借金があって…     などなど言われて思わず渡してしまったお金でシャンパンコールをされていたなら、それは激怒しても良い場面ですが。



この考え方をするお客様は気持ちのどこかに

   『行ってあげている』

という気持ちがあるのだろうなと思ってしまいます。

きっとご本人は気付いていないかもしれないし、言ったところで否定すると思います。


 以前ツイートにも書きましたが、普段の生活の中で支払う代金は何の疑問も持たずに支払うのに、風俗店が相手となると、自分の要求を言いたい放題でぶつけて来る残念な方が居るのです。

『行ってやってるのだから』と、私達より数段高い場所に、自覚無く身を置いてしまっているのだろうなぁとちょっと不憫に思ってしまいます。


 毎日お客様が利用しているスーパーやコンビニのオーナー夫人だってホストクラブに通っているかもしれないし、ランチで毎日購入しているお弁当屋さんの奥さんが、せっせとママ活をしているかもしれません。


 そこで使うお金に対してはその先の使い道を追わないのですよね、不思議なことに。


 風俗で働く女性に対してだけ、がっつりと着色された色眼鏡をかけて見るのはどうか辞めて下さい。


 これもあるあるですが、

『俺みたいな良いお客はいないでしょ』

と女性の前で口にしたり、態度に出すお客様もたまーにいらっしゃいます。

長く通っているからとか、定期的に来ているからとか、ご自身に都合の良い理由を付けた「俺専用オリジナルランキング」での判断なので、ほとんどの場合がその女性の中の、真の「お客様ランキング」では下位か最下位の位置付けだろうと思います。




喉が渇いて立ち寄るカフェだったり、お腹が空いて入る牛丼屋だったりのように、行きたいと思い、会いたいと思った時に利用するのが風俗店です。


1回だけのご利用も、50回を超えるご利用も、迎える側からは同じお客様ですから。

 女の子達の希望は、ご一緒する時間を楽しいものにしたいと言う事だけだと思います。


 どうか一人高い場所に登ること無く、一緒に過ごす僅かな時間のご縁を楽しむ場所としてご利用いただけますように…。



  驕り   と言う言葉の意味を調べてみると

『いい気になること。思い上がり』

と記載されています。  なんだかとても怖い言葉ですよね。


 更にこの言葉が怖いのは、もし自分がこのような考えの人間になってしまっていたとしても、自身では気付く事が難しく、なってしまった頃には既に、それを注意してくれる人が側には誰も居なくなっている可能性がとても高いところだと思います。


 人と関わらずには生きていけないのが人間なので、どんな状況でもこの恐ろしい言葉からは遠いところに居られる人でありたいなと心から思います。



 ちょっと毒舌気味になってしまったかもしれません(^^;


 今回も最後までお読みくださり、ありがとうございます🙇‍♀️










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