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線を、音を、土を、言葉を探る。

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正敏が日々のことを言葉にしています。
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記事一覧

文脈をまた外していく。マクド最高、からの生々流転と中村一義さんの言葉。 (正敏)

マクド最高。こんばんは、正敏です。 いや、マクドにしょっちゅう行きたいというわけでも無いんですけど、ふとした時に立ち寄って、いかに安く済ませるかゲーム(だいたい普通のハンバーガーとレモンティーのみ)をします。いろんな服装でそれぞれ我関せずな人たちがたむろしているのを見ると平和だなぁと思う。 例えマクドの目的に何らかの陰謀があっても、身体に良くないものが使われている食品であっても、払ったお金が良からぬことに使われているのであっても。 今ここにあるもの以外与り知らない、与り

夢。自分を突き破ること。射精。コントロールの埒外に出ること。 (正敏)

夢を見た。巨大な権力か、もしくは人間ではない生命体の陰謀なのか、街中に強力な爆弾が設置された。それを知らされた僕たち国民は、「静かにすること」を命じられた。刃向かったらボンッ! だ。 最初は物音一つ立てないように過ごしてた人たちも次第に慣れてきて、少し子供が騒ぎ始めた。それを注意する大人。イライラする俺。 そのうち物音はさらに大きくなり、工事も再開された。 で、ボンッ! わかってたはずなんだけど、なんとなくみんなが騒ぎ始めるとだんだんと緩んでくる。この感じ、学生時代を思

タイ旅行から帰って一週間くらい。 絶対的価値について。 (正敏)

タイ旅行が終わり、飛行機が着陸するみたいな、ゆっくりなんだけど結構な衝撃を伴って京都の毎日を味わってます。 疲れた。ここんところ一気にいろんな仕事を同時にやっているからか。 * 青い似顔絵だけでなく、青くないイラスト、逆に青を使った抽象画もご依頼いただき、絵の仕事を途切れることなくさせていただけるようになっています。ほんま、ありがたいです。ありがとうございます! * ちょっとだけタイ旅行について。 関西国際空港に着いてから一旦僕の実家に一泊したんですよ。関空から直

タイ旅行の記録⑦ 涙・カルマ・人を操作することと自分を肯定すること。 (正敏)

少し久しぶりの投稿。すごく長くなると思うので、ゆっくりお時間のある方へ…。 チェンマイで過ごした時間は濃密だったなぁ。書き留めておきたいことがたくさんある。途中までは前回までのブログに書いた。ご興味ある方は読んでみてください。 * もう正確に一昨日だとか一昨々日だとか思い出すのが面倒、というか、そういうことができなくなっているので、大体の時系列で書きます。 チェンマイの作家やアーティストが集まる場所やマーケットに出かけた。だけど開催時間までまだ間があったので、道すがら

タイ旅行の記録⑤ みんな行き先が曖昧な乗り合いバスの乗客なんだ。 (正敏)

サワッディークラップ!タイ旅行中の正敏です。まだ毎日更新している。すごすぎる。 信号待ちの車の間を縫ってパンやお菓子を売りに来る人たち。 買う人おった。(どういう乗り物?) * タイトルの言葉は、今朝、タイを案内してくれている親戚のおじさんとおばさんの車の中で浮かんで来ました。 乗り合いバスをタイでよく見かけるからイメージに出て来たんだと思うけれど、親戚のおじさんもおばさんも僕もまゆも、それぞれがそれぞれの行き先を曖昧に決めていて(あるいは決めないことを決めていて)

タイ旅行の記録④ マイペンライ思想と日本で表現すること。 (正敏)

こんばんは、タイ旅行中の正敏です。 律儀に毎日更新してるけど、そろそろ書くために書いてないか、と自分に問いかけ始めている。 手段が目的化していないか、というのの逆、目的が手段化していないか、ということかな。 ん?どっちや?まぁいいや。 チョコミントみたいな模様。小鳥の卵だそう。可愛い。 少しずつ、タイの心地よさが身に沁みて来る。いい意味で、人も物も同じように見るのだな。それが心地よい。 お客さんの前であってもバケツを蹴って移動させるし、お札はバサッと渡す。 柱をよ

タイ旅行の記録③ おじいちゃんが生きた日本を、今僕がバンコクで仮想追体験している。  (正敏)

こんばんは、タイ旅行中の正敏です。 毎日ブログ書けてる俺偉い。 朝はホテルのすぐ近くの市場へ。現地の人たちが買い物をしていたり売っていたり通勤?のためにバイクににけつしていたり。バンコクの道路にも少し慣れてきた。日本の感覚だと「轢かれる!!」という距離感でもこちらは違う。 親戚がタイにいるので、バンコクを案内してもらっている。とてもありがたい。AKKO ART GALLERYへ。 タイ在住の日本人画家、阿部恭子さんの作品。瞳が青の象や人が多く、青い似顔絵を描く僕として

タイ旅行の記録② 〜清濁、旅と日常、心身二元論放り投げ〜 正敏

おはようございます、正敏です。 今こちらは早朝。 昨日は有名なワット・アルンやワットポーを見て回ったり、タイに長く住んでいる親戚の方々に案内していただいて美味しいご飯をご馳走になったり素晴らしいロケーションのお店に案内していただいた。 清濁併せ飲む という印象。 超有名観光スポットなので、僕たちを含め訪れている人たちのほとんどは信心深いわけではないのかもしれないけど、それでも厳かな雰囲気に傅いてしまう。この瞬間だけかもしれないけど、それでもこうべを垂れて手を合わせて

タイ旅行の記録① (正敏)

2月17日、バンコクへの飛行機の中でこれを書いてる。とはいえ投稿するのは今日の夜になるのかな。 (と言いつつ、現在タイ時刻で夕方16時頃。早めに投稿した) 一週間以上海外に行くのは新婚旅行以来。僕も妻も楽しみにして来た旅行。 「もう1月も半分過ぎた!」「もう2月!?」そんな思いと「早く旅行行きたい」という思いが同時に成立するのが不思議。 持って来た画材はこれだけ。普段使っているコピックのラインマーカー3種と白・銀・金のジェルインクペン。そして青は1色。 「これでいいの

懐かしいな、この感じ。何気なくブログを書く感じ。

こんばんは、正敏です。 懐かしいな、この感じ。何気なくブログを書く感じ。 僕がブログを書き始めたのは大学生の頃、もうすぐ20年近く前になるんやなぁ。 あの頃はホームページビルダーで作ったホームページの一部として日記を書いていた。掲示板とかもあった。激なつ! 自分で思ったことを書いて、どこの誰かわからない人、もしくは知り合いでインターネットをやっている人が読みに来てくれてた。僕もその人たちの日記を読みに行っていた。ブックマークして。 どうでもいい駄文が特に客観的な価値も持

言葉を取り戻していこう。 (正敏)

こんばんは、少しご無沙汰してます、赤阪正敏です。 ここのところまゆが毎日ブログを更新していること、それから僕が青い似顔絵師として顔を描かせていただいた朝日美陽さんのブログを読んだことで、もう一度ブログを書こうと思った。 (朝日美陽さん) それともう一つ。 今日何気なくツイッターを見ていたら、ちょっと前に僕が追い出された(笑)コミュニティのリーダーだった人のつぶやきを見つけたんだった。 その人の言葉は無駄がなくて鋭い情報に溢れていた。わかりやすい。久しぶりにその人の言

2019年あけましておめでとう!(正敏)

あけましておめでとうございます!正敏です。昨年中はたくさんの人にお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 そうそう、2018年の12月31日は、なんだか2018年一年をぎゅっと凝縮したような一日でした。 一日が始まった途端にすごくイライラして大変なことがあって、今向かっているところは自分の進みたい道とは違うんじゃないか、という思いになりつつ過ごし、押し出されるように別の状況に移ったら少し楽になりました。その中でも色々大変なことはありながらも少しずつ自分に

脳みそのリミッター外す感じで書いている。(正敏)

今年ももうすぐ終わるなー。面白いなー。 脳みそのリミッターを外す感じで書いている。何を書き出すのやら。 まぁよほどまずいことを書いたらdeleteで消せばいいし。 文章を書く時、鉛筆やペンを握るとしても、PCやスマホで入力するとしても、物理的な操作の前にも操作をしていることに気づく。 操作をしてしまっているという方がいいか。つまり、操作している自分を操作できていない。 (フォーエバー現代美術館で見た草間彌生さんの作品。2019年2月28日で閉館らしい。ぜひ行ってほしい。

不本意で不遜なマゾヒストの話。 (正敏)

「我慢すると立場が上になる」 正確な言い回しは忘れたけど、数年前に友達から聞いた言葉。ずっと残っている。 ということを、先日会った友達に話したら、面白いと言ってくれた。 我慢することは、「本当はしたいけど、僕がこれをしないでおけばこの場は上手くいく」「嫌だけど、私がこれをすればこの人は喜んでくれる」という風に「自分が苦しむことによって他者をコントロールする」ことだと言える。 我慢の意味をグーグルで検索すると、 1. 辛い事を耐え忍ぶこと。「飲みたい酒を―する」「殴り