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【ここが好き】明石国行

葵咲本紀のDVDが届きました。

クッション封筒のはしっこ切ってなんの気なしに引っ張り出したらこのカバー画像状態だった時の私のきもちを察してください。

しかも。

これじっさいにツイートされたのは一週間も前だったんですけれど、よりにもよって円盤届いた直後に発見Σ(゚Д゚)

私いちあかなんですよ!!!!!!(>ω<)
いやまあ、へしあかでもあるしにほあかでもあるんですが(・x・)
(意味が理解できないひとは清らかなのでわからないままでいてね)

明石のイラストレーター双葉さんはわりと頻繁に非公式イラストを描いて流してくださるかたではあるんですが。

まさか公式で!!!こんなものが見られる日がくるとは!!!!

しかも明石ミュのDVDと同じ日に発見するとかどんだけ明石デーwwww

というわけで、【ここが好き】。
前回はまほやくでしたが、今日は明石のことを書きたいと思います。

顔のいい曲者

明石国行は、刀剣乱舞に出てくるキャラクター、刀剣男士の1人です。
刀種は太刀。

明石国之02

細身・長身・眼鏡。
178の設定なんで男キャラとしては「長身」にはほんとは入らないのかもしれませんが、細いので十分長身です。
てか、もっとでかくなっちゃうと「長身」じゃなくて「大柄」になるからこのくらいがベストだと思うの。

「やる気がない」ことを標榜してるけど、にやにやしながら自分で言うやつが言葉どおりのはずがないでしょう(・x・)
だいたいだね、太刀は能力が下がる夜戦マップのボスマスでしか泥しないってもうその時点で曲者がすぎる。能力が下がるマップでも行動できる上に非常に低確率でしか発見できないくらい素の能力値が高いってことですよ?

しかも。

カードだと名前の文字入っちゃってるし角度的にも見づらいんですが、

画像2

この跪坐絵がわかりやすいですね。左のみ、腕まくりしてます。

これがね。

どうしてこうなってるのかというと。

本来は左利きで、本当の正念場には左手で刀を握る。
その時に邪魔にならないように常にまくっておいてあるんですって!!!

それがやる気のない男のすることか!!!(>ω<)

というわけで、剣は左腰に提げてますし戦闘絵では右手で握ってますけども、真剣必殺絵だけ左手なんです。

画像3

わざわざまくっておいた上着は脱ぎ捨ててますけどね(・x・)

葵咲本紀で鶴丸と右手で握手して「(手が)柔らかいな!」って言われて、にっこり笑ってスルーしてましたけども。そりゃ利き手じゃないんだからそれほど使い込まれてないというかがっちり鍛えた手じゃないわけですよね。

にもかかわらず、その利き手じゃなく鍛えられて固くなってるわけでもない手で刀ふるって、「強かったんですねえ」と村正に言わしめるくらい強い。

つまり、そういう男です。

それがやる気のない(ry

隊長にして戦場へ出すと「命のやりとりでやる気ないとか言ってられまへんな」って言ってふつうに戦いますし。

あ、そのセリフを言うボイスもね、明石松平家の伝来なので関西訛りなんですが、ちょっとえせ京都弁っぽい感じで、やっぱり周囲からちょっと距離とってにやにやしてるようなニュアンスでしゃべるんです。

裏にたんまり何かを隠して、無能なふりをする曲者。

すき(>ω<)

さて。この明石を動かす場合。

このね、曲者具合のさじ加減はとてもとても微妙なんだと思うんです。

なんといっても原典にお手本がない。

刀剣乱舞という作品はほんっっっっっっっっっっっっっっとに!!!!!
原典にまともなストーリー・エピソード類がほぼ皆無なくらい、存在しないんです。

そこから、この手のキャラを取り出すのってすごく難しいと思う。

どこまで狸寝入りをさせるのか、どのくらい自分やる気ないですから、と嘯かせるか、どの程度本性や内心をちらつかせるのか。

その線が、ひどい場合はミリずれても、たぶん解釈違いになる。

非常に難しいキャラだと思います。

別のエントリにちょっと書いたことがありますが、今のところミュ明石は私とはちょっと解釈違いです。
出だしの、上にも書いた握手のあたりはよかったんですけども、中盤以降がどうもねー。
なんというか、感情の起伏を出しすぎてる感があるんですよね。どこもかしこも。稲葉江(舞台上でも原典でも正体に関しては一切言及はないですが結城秀康の刀で江なので)を折ろうとしてできなかったあたりの感情の見せ方とか。オーバーすぎると思うのです。
関西訛りもえせ大阪弁っぽくて明石っぽくない。関西出身の友人は教育的指導が必要なくらいエセすぎると怒ってましたが。

ただ、あのメンツの中で解説役・うがった見方を提示する役・思わせぶりな空気を撒き散らす役となると、もうどこをどう見ても明石しかいないわけで。

だから、解釈ちがいではあるんだけど、作者の都合を押しつけられた結果ああならざるを得なかった部分もあるのかなーと思わないでもありません。

それでも、一度大阪でナマで見たときと、ライビュ・配信で見た時ではやっぱりその振り幅の度合いが大きくなってたと思うので、同じ演技を繰り返すうちにヒートアップしていった面もあるように思います。

だからやっぱり、そのへんは脚本さんや役者さんとの解釈違いになるんだろうな、と。

私としては、明石にはもっと平然というか悠然というか、周囲からは距離をとって自分には関係ないですわー、みたいに高みの見物しててほしい。

それでいて、物事はきちんと見てるし見落とさないし、気がつくけど、でも言わない。本気を出すのは本当の最後の最後。

そういうキャラだと思ってます。

保護者というか保護(されてる)者。

さて。

明石は来派の祖、国行の打った太刀で、公式の設定として、国行の子と言われる国俊(「国俊」と銘を切るため二字国俊と言われる)の打った愛染国俊と、同じく国行の子とされているもうひとりの国俊(「来国俊」と銘を切る、通称孫太郎)の作、蛍丸の保護者を標榜してるとされています。

ふだんはやる気のない(ように見せている)人物だけど、自分の被保護者たちに関してだけは本気出す。

つまり平時にはまったくやる気がない(ように見せてる)わけで、保護者保護者といいながら、むしろ愛染と蛍丸が面倒を見る側になってます。このへんは花丸なんかでも、画面の端っこにいる時とか、あとオープニングとか、わりとそんな扱いでしたが。

いまだに、公式では、明石が被保護者たちのために本気になった場面がありません。(花丸2期の遭難話は騒いでただけでちっとも本気出してない)

って書いてて気がついたことが(・x・)

(いちおう)年長者なのにちゃらんぽらんでいい加減で、自分がじつはすごく力があることをしれっと隠してて年少の子たちに「もう、しょうがないなあ」って世話を焼かれてへらへらしてる。

なんか、すっごく最近転んだ森川キャラと完全に一致してるんですけど。

(・x・)

そこにミュをおとしこんで鶴丸を持ってくるとですね? わかってるけどわかってないふりで見逃してくれてるポジが、性格は逆ですけども羊飼いにジャストフィット。

(・x・)

なんてこったwwwwww

気を取り直して。

またミュの話になっちゃいますが(だってまともに明石が動いたのミュしかない)葵咲本紀で、明石は最後まで、左手使わなかったんですよね。それどころか、あろうことか敵の刀を左腕で受けて怪我をするという、明石にあるまじき失態を見せてます。(まあ、それだけ計算抜きでつい篭手切を助けに入ってしまった、それだけ行動をともにするうちに篭手切たちにほだされてしまっていた、ということを表してるんだろうとは思いますが。エピローグで自分の包帯見て苦笑してたし)

つまり、明石はまだ本性を見せてない。

実際「もうしばらくここにいてみることにしよう」的なことを言ってますので、隠し玉があることは提示されてます。
結局、ビジュアルというかティザー映像とかもうどっからどう見ても主役は明石!みたいな感じだったのに、物販でだって明石が1番(販売員はバイトで刀の名前とか言われてもわかんないのでコンビニで煙草買う時のごとく番号で注文します。その番号が明石が1番だった)だったのにフタあけてみたら徳川中心で篭手切の青春物語+村正のみほとせから引きずってきた感情の回収と刀にとりつかれた人間がうねうねして終わっちゃって、えっ明石って脇役だったの?(・x・)みたいな流れだったので、たぶんこの先に明石が主役のミュがあると思うんですよ。
となると愛染と蛍丸が出てきて来派の話かな!!!!!

刀ミュじたいの次作は鶴のみ続投で浦島の話のパライソですが。

というか、阿津賀志山とつはものにせよ、天狼傳とむすはじにせよ。
今回のみほとせと葵咲本紀もそうですが、話のつながってるタイトルで上演順がつながってたことは今のところないので、明石の再登場はもう少し先だろうとは思ってます。

パライソが九州で(ライビュも中止になって観られないので実際にはわかりませんが。もろもろの情報を総合して「たぶん」)、蛍丸も九州に縁がありますし、パライソを回収する形で阿蘇のほうへいったりしないかなあ。

そこで今度こそ左手を使ってくれるんじゃないかなと期待。

本気出した明石を、ぜひとも仲田くんで観てみたいものです。

それにしてもこの波はなんだろう。

私個人の感覚としては、明石国行という刀剣男士って、比較的刀の中では不人気というか、ほとんど取り上げられないというか表舞台に立たない刀あるいは刀派であると思ってたんですよね。

わかりやすく人気のあるところでいうと、織田ゆかりの刀に伊達の刀。
中でも長谷部。あるいはみっただ、くりちゃん、お鶴といった単体で十分に立ってるキャラ。
ミュの立ち上げになった、ゲームじたいのアイコンキャラでもある三日月を中心とする三条。
みんな大好き新撰組ゆかりの刀に幕末というくくりでセットにされる陸奥守吉行。
刀派や刀としての来歴やエピソードはともかく、キャラとして立ちすぎてる(笑)古備前のふたりチャアとオーカネヒラ。
けなげな弟とおとぼけな兄しかも美形なセットの源氏兄弟。

こういうところと比較すると、どうにも来派は地味です。それにほかの刀や刀派とはいまいち接点がなくて使いづらいだろうし。

私には推しですけど、グッズなんかもほかに比べれば少ない。
いや、不遇とか嘆いてるわけじゃなく。グッズ興味ないからむしろ出されると買ったほうがいいんじゃないかとか悩むから出ないでくれていいんですが、でも、決して主流というか主流じゃないけど人気はあるよ、というポジではない、と思っていたんです。

最初にミュに明石って見た時「は?(゚Д゚)」って素で言いましたし。

冒頭の本丸通信のツイートみたいに、新規描き下ろし絵シリーズ第一弾の締めくくりに使われるような華やかな存在じゃないと思ってたんです。

なのに、これです。

描き下ろしイラストシリーズ第一弾の締めにくるし、DVDの特典ブロマイドセットの、一番上にセットされちゃうんです。たんにランダムかもしれませんが、うちにきたのはこれですから!(って書いた瞬間に知人からリプがきて、彼女のところにもまったく同じ状態で届いたそうなのでやっぱり1枚めは明石と決まってるようです)

じっさい、仲田博喜くんの明石はほんっっっっっっっっっっっっっとに!!めちゃくちゃ美しくて超絶エロかったです。演技は解釈違いですけど外見は別ですから!
明石の女も大量発生したという話ですから当然の流れなのかもしれません。

明石ミュの次作であるパライソは残念ながらコロナの影響で公演が3月末から中断されたまま以降すべて中止、ライビュや円盤の発売もすべて中止となってしまいましたが、2021年秋に再上演があるそうです。
この秋天狼傳再演、来年秋パライソ再公演となると来年春あたりがひとコマあいてるのでそこに何がくるのか。
しばらく出てない三条方面かもしれないし、先行きのちょっとあやしげな双騎再演がこのままコロナでまた流れたらそのへんがくるかもだけど、そこで明石がらみの新作が観られたらいいな!!!(>ω<)
でも、そこじゃなくても絶対、明石の再登場はあると確信してます。

最後に。

やっぱりね、明石って美人ですよね。(真顔)

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