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「孫育て」について思うこと

こんにちは。
今回は最近知った「孫育て」という言葉について、私の経験から感じることを書いてみたいと思います。

皆さんは、自分や配偶者の両親に子供の世話をお願いすることはありますか?

私は以前、自分の両親に週末の育児を手伝ってもらっていました。
自宅に来てもらい、子供の面倒をみてもらっている間に私が家事をしたり、両親と私と子供で公園や外食に出かけたり、ほぼ毎週「孫育て」をしてもらっていました。

でも今は、週末は基本的に私と子供だけで過ごしていて、月に1回か2回、私が土曜出勤の日に夕方の保育園お迎えをお願いしています。

なぜ両親に子供の面倒をみてもらう頻度を少なくしたのかというと、両親の仲が悪くなったからです。

週末に孫と過ごす時間が多くなると、どうしても両親が夫婦2人で過ごす時間や自分1人で過ごす時間が短くなります。
両親も平日は仕事をしているので、自分にとって自由な時間が減ることはストレスにつながるのでしょう。
次第に2人の仲が悪くなって、離婚すると言い出しました。

その時、私にも原因があるなと感じ、週末に子供の面倒をみてもらうことをやめました。

しばらく母親は「週末にいきなり2人で過ごせと言われても無理だ」と言っていました。
でも元々出かけることが好きな2人なので、週末に2人で旅行をしたり、買い物に出かけたりするようになり、離婚の件はいつの間にかなかったことになっていました。



私は以前、自分の両親に子供の面倒をみてもらうことは、全然悪い事ではないし、むしろ親孝行になっているとさえ考えていました。
でもやっぱりその頻度によっては、いくら大好きな孫であっても負担やストレスに感じることがあります。
30代の私でも、子供と1日遊んでいるとかなり疲れます。
ということは、60代の両親であればきっとこの何倍も疲れますよね。
それでも「自分の娘が頼ってくれている、孫が待っている」と思うことで、頑張ってくれていたのだと思います。

先日、おばあちゃんが2歳の孫を車内に残して仕事に出かけてしまい、子供が亡くなったというニュースを見ました。
孫の保育園の送迎をおばあちゃんが担当していたけれど、その日は仕事のことを考えていて、保育園に送っていくのを忘れてしまったのだそうです。
親と祖母、どちらの気持ちを考えても、とても辛いニュースだと感じました。

子育てのことで両親を頼るのは、決して悪い事ではないと思います。
でもその頻度とお願いする範囲については、しっかり考える必要があるなと感じています。
困ったときにすぐ両親に頼るのではなく、まずは夫婦2人で何とかしてみることが大切なのだと思うようになりました。

私も、両親に頼りすぎることをやめてから、やはりこのままの働き方では夫婦2人で子育てをしていくのが難しいと感じ、会社を退職し、自分の働き方を変えることを決めました。


夫婦2人で子育てをしようとすると、自分の何かを犠牲にしなければならなかったり、満足のいく子育てができなかったり、なかなか思うようにいかないことが多いです。

でもその中でお互いが納得できる着地点を一緒に探すことで、家族の仲も深まっていくのではないかと思っています。

「両親を頼るのは最終手段」という気持ちで、これからもできるだけ夫婦で子育てをしていこうと思います。


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